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nb side
「そろそろ出る？」
mm「そうだね、行こっか」
「俺の行きたい所、このまま歩いて行けるから歩こ」
mm「わかった」
買いたいものも買えて、外に出ればすっかり辺りは暗くなっていた。
目的地に向かって歩いていけば、段々と増えてくる幸せそうな恋人たち。
俺らも、あと少ししたら
こんな風になれるかなーとか考えちゃって、らしくない。
「着いた」
mm「イルミネーション見たかったの？」
「そう」
mm「なんか、可愛いね」
「めめと見たかったから、今日ちょうどいいかなって」
返事を聞く前に歩き出せば、きっとお前は嬉しそうにしてついてくるでしょ？
mm「しょっぴーって、こういうの興味無いと思ってた」
「よく言われる」
mm「でしょ？だから意外」
「めめはモテ男だから好きだろ」
mm「モテ男ではないし、好きな人に好かれなかったら意味ない」
好きだよ、お前のこと。
「好かれてたらどうすんの？」
立ち止まって、きっとこの辺りで一番豪華に飾り付けられている大きな木を見上げる
mm「こうやってイルミネーションに誘って、一番綺麗な所で告白する」
「偶然、俺も同じ」
めめに視線を移せば、すごくすごく優しい表情で俺を見つめていた。
余裕ぶっていたいのに、心臓が激しく動くのを実感すする
どうすればいいかわからずにただ見つめていれば
俺の冷たくなった右手が、俺より少し大きい左手に包まれた。
顔が熱くなって、繋がれた手を見ていると
「ん…」
綺麗な顔が近づいてきて、俺の俯く顔を掬い上げるうに
唇が重なった
自然と目を閉じて、少ししてから唇が離れる
mm「好きだよ、翔太くん」
「俺も、好きだよ」
くっついたままのおでこも、繋いだままのこの手も
そんなものまるっと含めて
俺は、この目の前にいる人が
「好き」
mm「うん、俺も好き。
俺と付き合っててください」
「…お願いします」
mm「っはは、照れてる(笑)」
ぎゅっと身体を抱き寄せられて、心も身体も幸せで満たされていく
周りの目なんてどうでもいいや。
「ねえ」
mm「ん？」
背伸びをして、隙だらけのその唇にちゅっとキスを落とす
mm「…やば、可愛い」
どこにもいかないでね、蓮
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むゆこ(プロフ) - 名無し38452号さん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (
レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - ぽちたつさん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - Reina#*さん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - おすずさん» いつもお読みいただきありがとうございます…！御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - rainさん» いつもお読みいただきありがとうございます…！御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むゆこ | 作成日時：2020年10月9日 21時
