愛し愛され (mmab) ページ11
・付き合っています
mm side
俺のタイプは
「聞き上手で包容力のある人 」
「自分に無いものを持っている人」
「寝起きが可愛い人」
「甘やかしてくれる人」
「夜飲み歩かない人」
「誰かのために行動できる人」
「歳上の綺麗系」
「勉強が出来て物知りな人」
あとは…あ、もういい？ごめんごめん。
こんな完璧な人いるの？って思うでしょ。
それがね、いるんだよね
ab「めぐろぉ〜〜」
俺の目の前に。
いや、男じゃんって？
だって俺、 " 女性 " だなんて一言も言ってないよね？
「どうしたの阿部ちゃん」
ab「このペットボトル硬すぎて開かないの、開けて？」
「どれ？」
お風呂から上がって冷蔵庫から水を取り出した阿部ちゃんは、火照ってほんのり赤い顔をしながら俺におねだりしてきた。
「っ……はい、空いた」
ab「ありがとぉ…、髪の毛乾かさないの？」
「俺は自然乾燥だから」
ab「だめ、風邪ひいちゃう」
「俺は馬鹿だから引かない」
ab「だーめ、ほら乾かしてあげるからドライヤー持ってきて！」
俺はどちらかと言えば乾かしてあげたい派なんだけどな…
でも、たまには甘えてもいいよね。
洗面所にドライヤーを取りに行ってソファの下に座る
「お願いしま〜す」
ab「はぁい、」
阿部ちゃんはソファの上に座っていて、俺はその足の間に座っている感じかな。
いつもと逆で変な感じだけど、俺の髪の毛を触る阿部ちゃんの手が気持ちよくて思わず笑みがこぼれる。
ab「髪の毛サラサラだね〜」
「…ん？なんか言った？」
ab「髪の毛サラサラだね〜！」
「ん？なに？聞こえない」
わざとだと思ってる？いや、本当に聞こえないのドライヤーの音で。
そしたらドライヤーのスイッチが切られたから、そんなに重要なことだったのかなと思って振り向こうとたら、
ab「蓮の髪、サラサラで好き」
耳元で言うもんだから、さすがの俺もドキッとした。
いやいつもドキドキしてるんだけど。
少しだけ唇が耳に当たって、俺の理性というもの少し崩れる音がする。
「髪の毛だけ？」
ab「んーん、全部大好き」
後ろから俺の首元にぎゅっと抱きついてきた。
" あざと可愛い " の具現化って、俺の恋人の事だと最近しみじみと思うんだよね…
-continued-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 893人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むゆこ(プロフ) - 名無し38452号さん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (
レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - ぽちたつさん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - Reina#*さん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - おすずさん» いつもお読みいただきありがとうございます…！御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - rainさん» いつもお読みいただきありがとうございます…！御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むゆこ | 作成日時：2020年10月9日 21時
