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横「なにしてんねん、って」
裕が私と渋谷を引き離した。
すぐそこにあった温もりが無くなって、少し心細くなる。
渋「なにが?」
横「お前ら、付き合ってんの?
俺に振られた、って嘘ついて、心の奥底では笑ってたん?」
…私、
そういえば、渋谷の事振ったんだった。
渋「それ、ホンマやって」
横「じゃあなんで!!こんな、さぁ!」
私達を交互に指さしながら裕は、駄々っ子みたいにそう叫んで
私の肩を掴んでいた手の力が強くなった
「…裕、痛い…」
横「振られたんやろ!?
じゃあなんでこんな付きまとってんねん!」
渋「好きな奴との関係壊してまで、気持ちを伝えようとせんやつに
そんなこと言われたないわ」
渋谷が、私の肩を掴んでいた裕の手を掴んで
ばっと投げた。
・
そして今まで見てきた中で、一番冷たい顔で
渋谷は裕をにらんだ。
渋「えぇかげんにせぇや!!
汚れる勇気も!悲しむ勇気もないんやろ!?
せやのに、執着心丸出しで、福田にあんな顔させて!ホンマアホちゃう?
自分が汚れんように、汚れんようにって
コイツ傷付けてどないすんねん!!」
スカートの裾をぎゅっ、と握った
……そんなに、おもってくれてたの。
ゆらゆら、って瞳が揺れる渋谷は
裕を真っ直ぐ、見つめてる
横「…汚れる勇気は、ないけど
いつのまにか、汚れてたよ」
渋「は?」
裕が、私に歩み寄った。
キョロキョロと視線を泳がせながらも、私を上目遣いで見つめた
……これって。
さすがの私でも、分かった。
横「俺だってすきや。
ずっとずっと、お前が好きやった」
「ずっと……?」
横「……ずっと」
ずっと、なんて言葉
そんな簡単につかう言葉じゃない。
・
ずっと、を裏切るなんて
酷すぎる。
渋「俺だって、好き」
渋谷が、私を見つめる。
裕が、私をﾁﾗﾁﾗ見ている。
渋「今回は、逃げんなや」
助けて、
だれか、助けて。
丸山先生、助けて。
(みんな、片想いしかしないんだね。)
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みーゆ - 遅くにごめんなさい！ほんとに感動しました！一人で見てて泣いちゃって周りの人にひかれました笑笑これからも、よろしくおねがいします！！ (2014年12月9日 0時) (
レス) id: 648d2df7fd (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - ら も た に 。さん» 素敵なご意見ありがとうございます！たくさんのお褒めの言葉をいただいて、嬉しいかぎりです。泣 スランプ真っ只中で、悩んでいたのでとても元気をもらいました！ほんとうにありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*´∀`)♪ (2014年7月22日 17時) (レス) id: adbefb6115 (このIDを非表示/違反報告)
ら も た に 。(プロフ) - 横山くんと幼馴染っていうのも、そのままでいたいし...ってゆう。 長々とすいません。 でもこの作品良すぎて、神ってて、大好きです。すごい泣けますし。もう、ほんと大好きです! 完結まで頑張ってください! (2014年7月22日 14時) (レス) id: c64d2dffd9 (このIDを非表示/違反報告)
ら も た に 。(プロフ) - 私は3がいいです！横山くんもすばるくんも素敵すぎて選べない、ってゆうのもあるんですけど、笑 やっぱり好きなのは丸山先生な訳で。簡単に切り替えっていうか吹っ切ることできないと思うし、すばるくん振っちゃってるし、 (2014年7月22日 14時) (レス) id: c64d2dffd9 (このIDを非表示/違反報告)
あやな - ありがとー(≧▽≦)みく (2014年5月28日 16時) (レス) id: 1b7f9e8679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミク | 作成日時：2014年4月20日 15時
