09(singo) ページ10
『土産、強制。
買ってこなかったら、お前の彼女に手を出します。』
『お土産。』
東京に旅行に行くから、部活を休む。
・
って、すばると横にメールを送ったら、返ってきたのがこの言葉やった。
・
…こう、もっと無いんかい。言葉が。
気を付けて、とか
楽しめや、とか
土産のことしか、こいつら言うてない←
・
『楽しんできてな。
Aちゃんにもよろしく伝えとって。
迷子にならないように気を付けてな(笑)』
送ってきた相手は、
付き合ってる彼女。
絵文字もないシンプルなメール。
俺は、彼女のメールを見ながら
無意識に笑みがこぼれているのに気付いた。
やっぱ、なんやかんや言うても
イイやつやと、思う。
ありがと、土産待っとけ。と返信したら
俺は土産のお菓子を買うため、店の会計の列に並んだ。
・
錦「あ、村上くん。
買い物終わった?」
土産を片手に店内に居るはずのAの姿を探していたら
なぜか先に、錦戸の姿を見つけた。
「終わった。
Aは?」
錦「隣の店。
アクセサリーとか見てる。」
…今更やけど、置いて行ったはずの錦戸が何でここにおんねん。←
まぁ、ええか。←
錦「喧嘩したんやろ?」
「喧嘩?」
錦「あれ?Aが喧嘩って言っとったけど
違った?」
「あれ喧嘩やったん?」
錦「いや、知らんわｗ」
こっちからすれば、
勝手にAが切れて、俺が戸惑ってるようにしか感じなかったんやけど。
「一つ聞いてえぇか?」
錦「ん?」
やっぱ改めて見たら
コイツ、結構かっこいいかもしれへん。
「お前、Aのこと好きやろ?」
・
・
・
錦「え。」
「いや、
え。ってなんやねん。」
長い沈黙の先には
え。しか待ってなかった。
錦「ナンデソウオモウノ?」
「なんで片言やねんｗ
なんとなく!見たらわかる！」
錦戸は顔を真っ赤にしながら
うわぁ〜、と言い
錦「…おん」
頷いた。
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∞村上信五娘∞ - 可愛い！面白かった。 (2015年1月16日 10時) (
レス) id: 7ad74dddfa (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - 錦倉栄華さん» コメントありがとうございます(*´ー｀*)私も村上さんのお話をかけてよかったです!あの男らしい感じが好きなので…(笑)← 私も、また村上さんメインで書きたいと思っています♪これからおまけもあるので、よろしくお願いします(*´∀`)♪ (2014年3月20日 21時) (レス) id: adbefb6115 (このIDを非表示/違反報告)
錦倉栄華(プロフ) - 信ちゃんの小説少ないので、この小説に出逢えてよかったです！ また、信ちゃんで書いてくれると嬉しいです！ (2014年3月20日 20時) (レス) id: 939440697d (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - きっくさん» ありがとうございます(*´ー｀*)きっくさんのコメント、いつも嬉しかったです! 切なくなってしまいましたがﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞということで!!← おまけもあるので、もう少しお付き合いよろしくお願いします(*´∀`)♪ (2014年3月19日 18時) (レス) id: adbefb6115 (このIDを非表示/違反報告)
きっく(プロフ) - うわ！うわ！もうー。(笑)ウルウルですよ私(笑) (2014年3月19日 18時) (レス) id: d8d74fe759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミク | 作成日時：2014年1月8日 20時
