kiss my heart . 5 (ページ2)

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君がいるからページ2

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「そんなに俺の画像入ってんの？」

『そうだよ？ヲタクだし当たり前です(笑)』

ソファに座りながら私のスマホの画像フォルダを
裕太くんに見せる。

「どんだけ俺が好きなの(笑)」」

『(笑)』

「あ、この俺とか超若いじゃん！恥ずいし！(笑)」

私のスマホを隣で覗きながら裕太くんが笑う。

少し耳を赤くして笑う裕太くんに胸が熱くなる。

『. . . なんでこんなに好きなんだろ. . . 。』

「！」

ボンヤリと俺の写真を見ながらAが呟くから
ドキッとした。

「. . . 今の、独り言？それとも俺に対して苦情なの？(笑)」

『. . . . . . あっ！ごめっ、私今言ってた？』

「どんだけ無意識だよ(笑)」

『ご、ごめんっ. . . 恥ずかしい～. . . 』

「(笑)」

『ほんと恥ずかしいし///』

ふ、と裕太くんがフォルダの画像をスクロールして
一つの写真を指差した。

「コレ. . . 撮ってた時、俺仕事で超怒られてさ. . .
すげぇムカつきながら撮ったの。」

『え？そうなの？』

まあ、確かになんだか苦笑い……。

「本当は撮影も嫌でバックれようかとも思ったりして。
でも宮田が」

『. . . . . . 宮っちが？』

「俺がちゃんとタマの撮影見てるからって、自分の
撮影終わったくせに最後まで俺の撮影終わるの待って
たんだよね。他のメンバーみんな帰ったのに(苦笑)」

『宮っちらしいね。』

「その帰りに宮田と食ったチャーハンの味は今でも
忘れられないんだよね。」

『裕太くん. . . 。』

わかってるよ。

裕太くんが絶対的に宮っちを信じてること。

… " 宮田 " 。

裕太くんが呟いた愛しい声が耳に残った。

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