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2話 ページ2

彼とはFBIでの同僚だ
最初は、なんでもスマートにこなして、表情の変わらない彼が苦手だった。

この人は本当に人間なのだろうか、そう思っていた。
仕事が立て込み、やっと片付いた時には四徹していた。大きく伸びをしているとピタッと頬にあたる冷たいもの

「お疲れ」
「あ、ありがとう」

缶コーヒーを頬に当てて渡すなんてベタな行為だけど、私はそれがきっかけでずっと彼が好きだったんだ。いや、ずっと好きだ

射撃の練習に付き合ってもらったり、一緒の現場で動いたり、時には飲みに行くことだってあった。

「お前ら本当に仲がいいな」

周りからは仲のいい同僚だと思われ、実際、彼も気を許した友人のような態度を私にとるようになっていた。

それは、素直に嬉しい。最初は仲良くなれたことが嬉しかったのにそれだけじゃ満足出来ない自分がいる。

なんて欲張りになってしまったのだろうか、彼の横に並ぶ女になりたい…だなんて

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設定タグ:赤井秀一 , 名探偵コナン , コナン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:雪村蒼 | 作成日時:2018年5月19日 16時

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