【アイナナ】八乙女楽の妹は超がつくほどの人見知り【十龍之介】 (ページ47)

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没設定ページ47

※夢主は人見知りではなく障害持ちの設定。
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ある日を境に、自分は味覚障害者になった。味覚障害といってもいくつか種類があるわけで、例えばいつも通りに作った料理の味が薄く感じたり、味がまったく感じられなくなったり、ある味だけが分からないなど。

その中で自分は味がまったく感じられない、味覚消失という味覚障害にかかってしまった。何を食べても味がしない、言葉では説明することができないもので、何と言ったらいいのかよく分からない。

この障害にかかったのが兄だったらと思うとなったのが自分で良かったと思う。

自分が味覚障害だということは兄しか知らない。だから、九条さんや十さんがいる前で何かを食べるのは極力避けている。彼らに迷惑をかけるわけにもいかないから、この事は兄との秘密なんだ。

《中略》

「…えっと、どういうことなんだ…?」

『…味がなくても、生きていけると思うんだ。』

自分の仮説でしかないけれど、味がなくても人間は生きれるんじゃないのかと。自分が味覚障害の原因は味蕾の中の味細胞が突然変異を起こしたことだとそう医師に言われた。

突然変異だなんて滅多に有り得ないことで、どうしてそうなってしまったのかは不明。そう言われた所でどうしようもないんだ。

味がない生活に慣れた今はもうどうでもよかった。

それなのに、どうして今更になって味覚障害になりたくなかった。…なんて

『…こんなの…分からないよ…ｯ…!! 味覚障害なんて、突然変異なんて、知らないｯ…!!』

「Aちゃん…ｯ…!!」

今まで溜め込んでいたものがパンクして今までのものが溶けて、融けて、解けて、感情なんてものは全部混ざり合っていて、もうオーバーヒートしてしまうかの勢いになっていた。

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没設定1

夢主が味覚障害

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