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「大丈夫、オレがナビするから」
別に行先の問題じゃないんだけど...
『わ、わかった！』
朝陽さんも時速100kmのスピードで運転しながら、隙を見て後ろめがけてなんとか応戦してる
ここからは私が運転を代わって、朝陽さんは攻撃に出る
「とりあえず今のところ直進してて」
『はいっ！』
!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!
後ろで鳴り響く銃声
バックミラー越しに見える朝陽さんの背中と相手の顔
後ろの窓がないからよく見える
『朝陽さん！トンネル！』
「そのまま入って、トンネル出たところを右！」
!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!
トンネルに入ってより一層銃声が響く
慎重に運転する車が多い中その間を縫うようにハンドルをきる
「運転上手いね」
私へのフォローも忘れず、助手席のアタッシュケースから換の玉を出してまたピストルを構える
この車の色んなところに隠されている武器を次々に使いこなす朝陽さん
最後にはさっきの日傘が銃に変身してた
さっきの黒手袋の4人といい、今追ってきてる人達も含めてアクション映画のような別世界にいる気分
『トンネル出ます！』
「すぐ右」
『はい！』
『って、ここ逆走じゃないですか！』
「大丈夫、運転上手いから」
この車が逆走してるから視界に入る車は全てこっちに向かってくる
『キャーーーーーーーー』
逆走のおかげで追っ手は見えなくなったけど、いつ事故になってもおかしくない
「大丈夫、上手いうまい」
『どこが大丈夫なんですか！』
「笑笑 じゃあ次の交差点を左ね」
朝陽さん言う通りに車を進めると、郊外の静かな住宅街にある一軒家に着いた
「お疲れ様」
『ここはどこですか』
レディファーストに運転席を開けて手を差し伸べて下ろしてくれる
「オレの家」
『え、デカ！』
「どうぞ〜」
さっきまで乗ってたボロボロの車は自動で地下に降りていったし、家のロックは指紋認証
白を基調としてすごく素敵なお家だと思うけど
きっと一般的な家じゃない
「とりあえず、シャワー浴びる？」
『どうして？』
「それくらい自分で気づきなよ」
『..............！？？！？！？！！』
「はい、こっちだよー
着替えは置いとくからごゆっくり〜」
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miku0829(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！あまり読んだことがないようなお話を作りたかったので最高の褒め言葉です！不定期更新ですが、必ず完結させます。楽しみにして貰えると嬉しいです！コメントありがとうございます！ (2020年5月27日 0時) (
レス) id: 17cda2b9c9 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - はじめまして。摩訶不思議なお話や設定が面白すぎて、コメントしちゃいました。続きを楽しみにしてまーす！ (2020年5月24日 3時) (レス) id: 012c2a9612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miku0829 | 作成日時：2020年5月2日 11時
