あしたは

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『また、会えますよね？』

西「会いに行くよ」





即答したことに驚いたのか、なにか考えてる





『やっぱり、私たち別れましょう？』

『隆弘のことは好きです。大好きです

でも今まではずっと一緒にいられたから....』






言いたいことはわかる







西「離れてから別れるのが怖い？」





Aは立ち止まって俯いて、涙を流した






西「じゃあ、Aを誰よりも近くに感じさせて？」









最初で最後、1番綺麗なオレの彼女を目に焼き付けた





たくさんキスもして

たくさんお互いの名前を呼び合った








なにもかも一旦忘れて2人だけの世界に飛び込んだ









『会えなくなって、すれ違って最悪な状況で別れるのが怖いの

隆弘ともう会えなくなるのが嫌なの

私のわがまま、ごめんね？』








わかってる

彼女は誰よりオレの性格を理解してくれてるから

自分からそうやってオレのことまで考えて言ってくれてる







その優しさが今は辛い


辛くて痛いけど、いつか幸せに変わる時がくる






それをAもオレも信じてる









西「最後はオレからも言わせて？」




西「A愛してる」




西「別れよう」









『はい。』









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