あしたは

あい ページ20

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『明日のスケジュールについてです。

一日オフでお願いします。』






病院から自宅に戻り、宿題だった映像と写真のチェックをしていた




西「はぁ、そりゃ気ぃつかわせるよな」






━━椎間板ヘルニアの悪化


医師「疲労が回復に追いついていないんです。自分の体をもっと大事にしてください。」





ホリちゃんのあの時の顔が忘れられない

自分の事じゃないのに酷く傷ついた顔をしてた


少なくともその原因がオレだと思うと情けない





しかも明日のスケジュールの調整までしてくれて、本当に頭があがらない



なぜか声が聞きたくなって、電話をかけた









『もしもし、堀内です。メッセージ見てくれました？』


西「うん、見た。本当にごめん」


『えっ、ちょっ！なんで西島さんが謝るんですか！』


西「んー、なんか迷惑かけたと思って」


『どこが迷惑なんですか？私はわたしの仕事します。ですから西島さんも今は体を休める仕事してくださいね』


西「うん、ありがとう」


『ちゃんとご飯食べて睡眠とって元気になったら、また一緒に頑張りましょう！』


西「あはは、明日の分挽回しなきゃならないからね」



『あ、すみません。明日から3日オフになりました』

『言うの忘れてました。すみません』



西「3日も？本当に？」


『はい。みなさん西島さんを心配されてて、こっちでやれることはやっておくって言ってくださいました』


西「そっか、オレからも連絡しておく。
いつもありがとう。ホリちゃん頼りにしてる」


『いえ、こちらこそこれからもよろしくお願いします。じゃあ、調整後のスケジュール確定したら後で送ります。失礼します』






電話が切れれば、部屋に1人でいるだけ。


いつもだったらこんなタイミングで年上のあの人に連絡するんだろうけど.....

今はなぁ....しばらく会ってないもんな






と思ってたら真司郎からAAAメンバーのグループLINEでメッセージがあった



與「にっしー腰やってもうたんやて？聞いたで。オレが飯作ったろか？」

日「いやいや、真司郎じゃ危ないからオレが行くよ」

末「えー、じゃあオレも行こうかな」

日「宇野実彩子は？」

與「日高のこと無視しとるわ」

末「普通に仕事なんじゃないの？」




テンポよく進むいつも通りのLINE


西「オレのうちに来る前提？」


そう聞けば


與「当たり前やん」


すぐ返ってくる優しさ






ありがたい






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