起きましょう ページ15
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起きているかどうかだけでも.....
と思って電話かけてるのに、西島さん全然出てくれません
一応マンション下でインターホン鳴らしてみたけど
出ません。
「しかたない」
___オレ起きれないから
「ここまでだとは.....」
西島さんの承諾を得て預かっているスペアキーでセキュリティ一を解除して
エレベーターで14階まで
西島さんが起きている望みは捨てた
「西島さーん、樹でーす。起きてますかー」
シーーーーン
「西島さーん お邪魔しますよー」
初 男の人の部屋に入ります
「広っ!!」
1人暮しでこの広さ.....
私は碧と狭めなアパートなのに 笑
あ、彼女さんと同棲してたりして??
そのへん聞いてないな.....って時間がヤバい!!
最後はここの部屋!!
「西島さん!!」
西「...............え??」
「おはようございます」
これまた広い寝室にあと3人くらい入れそうな大きいベット
頭だけ上げて、いま起きた と言っている眠そうな目
「時間ないです!!目覚めてください」
西「あ、樹ちゃんか。おはよー」
雑に布団をめくって出てきたことにほっとした
女の人が出てきたらどうすれば.....
なんて考えてたのはヒミツです
時間ないのにシャワーを浴びに行った西島さんが
西「樹ちゃーん
そこのクローゼットから服選んで置いておいてー」
え、私が西島さんの服を選ぶの?
こんなブランド物のなかから?
これってマネージャーとして普通なの?
1人で自問自答しながら
今日は冷え込むとお天気お姉さんが言ってたから
暖かそうなニットにスキニー、長めの靴下を用意した
西「あと何分?」
「10分後には出たいです」
湯気をまとわせながら腰にバスタオル1枚で出てきた
「風邪ひきますよ」
西「じゃあドライヤーやって、時間短縮」
渋々、着替えと同時進行でドライヤーする
選んだ服に特に感想もなく.....笑
西「よし、」
「行きましょう」
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作者名:miku0829 | 作成日時:2019年1月26日 3時