コーヒー ページ10
[キッチン]
ロー「だから…………いいっつってんだろ」
私「大丈夫大丈夫！任せて！」
ローは私がコーヒーをつくるということに
不満があるようだが、無視。
私は、台所に立って戸棚から
鍋やらコップやら用意する。
ローは、舌打ちしてから
カウンター席に座った。
私はてきぱきと作業を進めていく。
＊
[10分後]
私「はい！できたよ」
私は、カウンターにコーヒーを置く。
ローはブラックが好きらしく、
砂糖は入れてない。
ローは黙って
カウンターに置かれてるコーヒーを飲んだ。
ロー「……………………」
ローはなにも言わない。
無駄なおしゃべりは一切しない人。
記憶を失っても
そういうところは変わらない。
私は、少し安心した。
＊
ローがコーヒーを飲み終わり、
私は、食器などを洗っていた。
ローは、そんな私を黙って見ている。
どうしたもんかと思って
私はローに言った。
私「あとは私が片付けておくから、
ローは自室に戻っていいよ」
ロー「………………」
私「…………？どうしたの？」
ロー「………………いや」
ローはなぜか難しい顔をしていた。
なにか考えてるようにも見える。
ロー「お前…………なんのつもりで
こんなことしてんだ？」
私「え…………？」
いきなりの質問に
私は、言葉を詰まらせる。
私「…………どういうこと？」
ロー「記憶を失う前のおれが
お前をどんなふうに思ってたか知らねェが、
今のおれはお前のことを
なんとも思ってねェ。
それを知ってるにもかかわらず
そこまでしてお前がおれの船に
居続けている理由はなんだ？」
私「……………………」
なに…………それ…………
そんなの…………そんなの…………
決まってるじゃない…………
＊
＊
私「………………好きだからだよ」
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クラッカー(プロフ) - アオイさん» ありがとうございます！リクエストをもらってから随分時間がたってしまいましたが、ちゃんと入れます！！(ﾉД`)遅くなりますが、よろしくお願いします！いつも読んでくれてありがとうございます！(´∀`*) (2016年1月11日 22時) (
レス) id: 23ce04b336 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新がんばって下さい。つずきを早く読みたいです。 (2016年1月11日 16時) (レス) id: b4857d2ee1 (このIDを非表示/違反報告)
クラッカー(プロフ) - りぃあさん» ありがとうございます(´∀`*)これからも期待に応えられるようにがんばります！ (2016年1月5日 16時) (レス) id: 23ce04b336 (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ(プロフ) - おもしろいです！続きまってます！ (2016年1月4日 23時) (レス) id: fa3bb67345 (このIDを非表示/違反報告)
クラッカー(プロフ) - アオイさん» なるほど！わかりました！少し時間がかかると思いますが、取り入れたいと思います！ (2015年11月5日 0時) (レス) id: 23ce04b336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クラッカー | 作成日時：2015年8月9日 22時
