09:ヌナの攻略法＊DH＊ ページ9
*
ちょっと拗ねた振りして＿＿いや、実際拗ねてるけど？
だってさ、車の中でもずっとオレの事ほったらかしだったし
ホテルに着いたら着いたで同じ部屋は困るとか！
何で？オレたち恋人同士なのに！！
実は、この部屋だって、ハナヌナに頼んでオレが手配してもらったんだ
このホテルが会社の指定って聞いた時に
大邱の市街が一望できる部屋があるってｷｭﾋｮﾅが調べてくれた
だから、変更とか絶対困るんだ
「ヌナはオレと同じ部屋、嫌なの？」
ヌナが耳の次にオレのこの顔に弱いの、実はもう結構前から知ってるよ
「え？それは…」
ほらね
ヌナはほんのりほっぺを染めて、しぶしぶフロントでカードキーを受け取った
部屋に入ってすぐ、ご機嫌ナナメの振りしてヌナにちょっと強引なキスをした
最初は戸惑ってたヌナも、すぐに応えてくれて…
いつしても、ヌナとのキスは最高に気持ちいい
もちろん、それ以上だって極上に気持ちいいけど←
キスだけだって、十分イケるくらい相性がいいんだ
あともうちょっとでお風呂に一緒に入るっていうミッションを
クリア出来ると思ったのに、ヌナったら急に正気に戻っちゃった
でもね、オレにはプランBもあるんだよ？それも、とっておきの♪
先に部屋の奥へと進んで確認する
よし、これなら完璧！
「ヌナ見て！」
部屋の中から呼ぶと、少しむくれながらやって来たヌナは
窓の外に広がる町街並みを見て感嘆の声を上げた
「凄い、大邱市内が一望できる…」
「凄いね。夜になったらきっともっと綺麗だよ」
キラキラ輝く瞳で街を見下ろすヌナの後ろに立つとヌナの首筋に顔を埋めてヌナの香りを吸い込む
首筋から耳元に何度も唇を押し付けて
「今日は早く戻って来よう…ね？」
そう甘く囁けば、ヌナは振り向いて甘いキスで答えてくれる
ああ、もうこのままベッドに沈めて愛し合いたいくらいだよ
今日が仕事じゃなければよかったのに…
なのに、いいところでかかってきた電話
ヌナの話し方で、相手があいつであることはすぐわかった
「え？まだ…でも、……わかった、すぐ行く」
*
「どうしたの？」
「んーよくわからないけど、ちょっとロビーに行ってくるわ」
「え？準備は？」
「何かトラブルでもあったのかもしれないから…ﾄﾞﾝﾍ、先に着替えてて？」
「オレ行かなくていい？」
「うん、大丈夫」
「わかった」
なんなんだ？あいつ！
*
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さくらこ(プロフ) - なおさん» たまちゃんありがとう( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年5月14日 13時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - たまです！よろしくです！！ (2015年5月6日 10時) (レス) id: 16c897f07e (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - myeongmiさん» myeongmiさん、コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただける私こそ、幸せです（ ; ; ）ありがとうございます！次のお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ミナさん» ミナさん、コメントありがとうございます！ホント、夢でもいいからこんなかっこいいﾄﾞﾝﾍさんと同じ会社で働いてみたい！！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ようこさん» ようこさん、レスが前後しちゃってごめんなさい(>_<)コメントありがとうございます！リーマンﾄﾞﾝﾍさん、楽しんでもらえて嬉しいです！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年11月22日 18時
