13:王子様 ページ13
*
「ヌナ、なの……？」
「え…？」
ゆっくりと近づくと、戸惑うように揺れる瞳
「変、かな…？」
「いや、変じゃなくて…なんか、お姫様みたいで…////」
口元に手を持って行ってはにかむﾄﾞﾝﾍはいつものﾄﾞﾝﾍなのに
上げた前髪のせいで際立つ綺麗な生え際やきりりとした眉毛が
目眩がしそうなくらいカッコよくて
思わず手を伸ばして上げた前髪に触れたら、その手をそっと取られて引き寄せられた
「ﾄﾞﾝﾍこそ…王子様みたいだよ」
「ホント？」
「うん、カッコイイ////」
「ヌナ、このままベッドに連れて行きたいくらい綺麗」
「バ、バカ…////」
「………あの…お取り込み中悪いけど」
は、そうだった！！
「そうよ、ｼﾞｪｼﾞｭﾝ！あんた一体どういうつもり？
なんであんたがこんな高いドレスにあんな高価なジュエリーなんか！」
「あれ？なんであれ付けてくれないの？」
「あ、当たり前でしょうが！あれが一体いくらくらいするか
あたしだって知らないわけじゃないんだよ？付けられるわけないでしょ！」
一気にまくし立てると、目を丸くして聞いてたｼﾞｪｼﾞｭﾝが突然大きな声で笑い出した
「な、何がおかしいの！？」
「いや、ごめんごめん、A、変わらないな〜って思って」
「はぁ？」
「昔からそうだったじゃん、ブランドとか全くこだわらないし
キラキラしたアクセサリーとか？興味なかっただろ」
「そんな事ないけど、限度ってものがあるでしょう！？
あんなの貰う間柄でもないし！」
「………間柄、か(苦笑)でもあれ、レンタルだよ？」
「え？？」
「だから心配しなくてもいいのに(笑)」
いやいやいやいや、たとえレンタルだろうが何だろうが
あんなもの付けたら首が腫れるわ！！
「と、とにかく！ドレスは仕方ないけど、あのネックレスはお断りよ！」
「仕方ないな…まあ、いいよ」
「ヌナ、行こう」
「あ、ﾄﾞﾝﾍ…うん…」
「あー、ちょっと待って」
「「え？」」
「そろそろ来る頃だから…」
腕にはめた時計に視線を落としてｼﾞｪｼﾞｭﾝがそう言った時
「お待たせしました」
「ああ、来たね。時間ぴったりだよ」
声のした方を見ると、そこには真っ黒なシルクのドレスに身を包んだ綺麗な女性が立っていた
「あの…？」
「紹介するよ、こちらはイ・チェヨン。ﾄﾞﾝﾍシのパートナーだ」
「「は？」」
ﾄﾞﾝﾍのパートナーって、どういうこと！？
*
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さくらこ(プロフ) - なおさん» たまちゃんありがとう( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年5月14日 13時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - たまです！よろしくです！！ (2015年5月6日 10時) (レス) id: 16c897f07e (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - myeongmiさん» myeongmiさん、コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただける私こそ、幸せです（ ; ; ）ありがとうございます！次のお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ミナさん» ミナさん、コメントありがとうございます！ホント、夢でもいいからこんなかっこいいﾄﾞﾝﾍさんと同じ会社で働いてみたい！！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ようこさん» ようこさん、レスが前後しちゃってごめんなさい(>_<)コメントありがとうございます！リーマンﾄﾞﾝﾍさん、楽しんでもらえて嬉しいです！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年11月22日 18時
