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18:答えは自分で ページ18

*



「1+1ねぇ……」



休日の午後

彼へのセンイルのソンムルを選ぶから付き合って!とハナに誘われて

やってきたセレクトショップ



ド派手なピンクのシャツを胸に当てて『どう?』と目で合図をするハナに

無言で首を横に振る


言っては悪いけど、ハナの彼にピンクは似合わない(汗)



「わかる?」

「2でしょ」



ハナに聞いたのが悪かった

超現実主義者のハナにこの宿題が解けるはず無かった



「だよね〜普通は…」

「Aは?どう思うの?」



実は、思い当たる答えはあった


でも……


なんだかその答えを口にするのは恥ずかしい



「んーー、なんとなく……こうかなってのはある…けど、確信は…」

「ま、答えは自分で出さなきゃね。でもさ、かわいいじゃない?宿題だなんて」

「うん……」

「あら、否定しないの?」

「え?いや……」



本当は……もうわかってるんだ。

あたしは……



ドンヘに惹かれてる



ううん、もっとそれ以上の感情を持ってるってこと


でも、それを認めてしまうのが怖い



「もうさ〜素直になったら?」

「え?」

「それ。ドンヘにでしょ?」

「あ……」



いつの間にか、手にしてたネクタイ


ドンヘに似合いそうな、深い蒼



「ネクタイを贈る意味って知ってる?」

「何?」

「『あなたに首ったけ』ですって!!」



そう言って高らかに笑うハナ



「ちょ!そんなんじゃ!!ただ、いつも同じネクタイだし…」

「ふふ、いいんじゃない?ジュンスにはネクタイなんてあげた事なかったじゃない」



ジュンスは仕事柄ネクタイなんかしなかったから……



「契約のお祝いって事であげればいいんじゃない?」

「まだ決まってないから!」



結局、渡せるのか渡せないのかわからないネクタイをあたしは買ってしまった




そして……


ハナの言葉は現実になって



「「ありがとうございます!!」」

「ここまでされちゃ、ダメだって言えんだろう。でも、本当なんだね?」

「はい!メンテナンス、および修理技術費用は一切いただきません!」

「うん、わかった。じゃあ明日にでも本契約をしよう。
こっちとしても君の気が変わらないうちに決めたいからね」

「はは、大丈夫です!絶対に損はさせませんから!」



ついに、ドンヘは契約を取り付けてしまった




*

19:デジャヴ?→←17:宿題



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さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノこれからもよろしくお願いします♪ (2014年11月24日 21時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、ありがとうございます♪引き続きよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ (2014年11月24日 21時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 読めました。更新楽しみにしています。 (2014年11月24日 21時) (レス) id: a4dd4acfd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 見れました! 本当、続きが読めて嬉しいです! (2014年11月24日 19時) (レス) id: 6061a04eaa (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、新しいお話読めてますか?編集中だったのでパスワードをかけさせてもらってました。言葉足らずですいませんでしたm(._.)m (2014年11月24日 17時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらこ | 作者ホームページ:http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/  
作成日時:2014年9月24日 19時

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