11:オッパ？ ページ11
*
「ふぅ〜ん、ますますいいじゃない！ホントに付き合っちゃえば？」
「もう〜！面白がってるでしょ！」
「そんなことないわよ〜」
いや、絶対そう思ってるね！！！
「辛い恋を忘れるには新しい恋をするのが一番よ？」
「ハナ……」
「まだ、引きずってるんでしょ？」
「そ、そんなんじゃ……」
「それにさ、ﾄﾞﾝﾍってあんな風にチャラそうに見えて、今まで女絡みの噂とかってなかったみたいよ」
「なんでそんな事知ってるの？」
「ふふん、何年営業職やってると思う？そんなのとっくにリサーチ済みよ」
さすがハナ、根っからの恋愛体質(汗)
*
*
ハナにはああ言ったけど……
数ヶ月前にした手痛い失恋、それをまだ引きずってるのは確かで……
それに、朝はバタバタと家を出てきたけど
この後ﾄﾞﾝﾍとどんな顔して一緒に行動すればいいか考えあぐねてる
「ハァア……」
いけない、こんなことしてても時間だけが過ぎていく
覚悟を決めてトイレの個室から出ようとした時、ゾロゾロと数人の女子達がやってきた
「ねえねえ、見た！？今日のﾄﾞﾝﾍオッパ！」
オッパ？？
「見た見た！昨日と同じスーツだった！！」
「でしょ！？だから私聞いたの！どこかに泊まったんですか？って！」
「やだ、それでなんて？」
「好きな人のところだって！！(泣)」
「はぁ！？ウソ！！(泣)」
「ホントなの！それにそれにまだあるの！」
「な、なによ！」
「私今日、髪の色変えたんだよ？
いつもならすぐ気づいて褒めてくれるのに何も言ってくれないから自分から言ったの
そしたらなんて言ったと思う？」
「なんて言ったの？」
「ごめんね？これからは好きな人としか見えないからって！！(涙)」
「ぎゃーーー！やだーーー！」
「ﾄﾞﾝﾍオッパの好きな人って誰だろう？」
ドキッ
「まさか、Aさん……？」
「まさか！」
「あり得ない！」
……………出づらい……非常に出づらい
それでもまだわーわー騒いだ彼女達が出て行くまで、あたしはトイレの個室で息を潜めていた(汗)
*
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さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉこれからもよろしくお願いします♪ (2014年11月24日 21時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、ありがとうございます♪引き続きよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年11月24日 21時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 読めました。更新楽しみにしています。 (2014年11月24日 21時) (レス) id: a4dd4acfd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 見れました！ 本当、続きが読めて嬉しいです！ (2014年11月24日 19時) (レス) id: 6061a04eaa (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、新しいお話読めてますか？編集中だったのでパスワードをかけさせてもらってました。言葉足らずですいませんでしたm(._.)m (2014年11月24日 17時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年9月24日 19時
