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YOU side
周りいたみなさんが驚いたようにこっちを見た。
「ちょっ、グクさん!その言い方だと誤解招きますからやめてください」
YG「おまえジミナと寝たのか?」
「え、」
びっくりした、初めてシュガさんに喋りかけられた。
シュガさんの声は他のメンバーと比べると低くてなんかかっこいい。
ただ、あたしを見る目は少し軽蔑が混ざっているような……
「寝てないですよ!?断じて違います」
だから、そんな目で見ないで欲しい。
YG「おまぇが言っても説得力ねぇ」
なんでだよ。
はなからあたしの話を聞く気がないらしいシュガさんはジミンさんの方を見た。
まぁ、ジミンさんがちゃんとそこら辺は説明してくれるだろう……
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「え?」
いまだに何も言うことなくニコニコと隣で笑っているジミンさん。
JM「どうしたの?」
いやいや、どうしたのじゃねぇよ!
「シュガさんにちゃんと説明して下さい、あたしの言葉じゃ信じてもらえないみたいなので」
JM「何を説明すればいいの?」
「へ…?だから、あたしがジミンさんと寝たっていう変な誤解が生まれてるのでそれをどうにかして欲しいなぁ…と思いまして」
JM「別に説明する必要なくない?だってあながち間違っては無いわけだし。」
そう飄々とした顔であたしを見下ろすジミンさん。
うっわぁ。
この人この状況、あたしの置かれている立場分かってわざとこんなこと言ってきてる。
いい根性してんな、コラ。
「シュガさん、誤解ですからね。」
YG「そうなのか、ジミナ」
「違いますよ、ヒョン。僕コイツと一晩過ごしたんです」
ごるぅらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
何をおっしゃってるんだこの餅は!!
ほら見ろ!
アソコでナムジュンさんがソファーから転げ落ちたよ。
ホソクさんなんか飲んでたコーヒー吹き出したよ。
クサズが大事故だよ!
「ジミンさんっ!!!」
JM「あ、泣きそうになってる」
そう小声で楽しそうに笑うジミンさん。
あー、そうだった。
ジミンさんってこーゆー人だった。
忘れてた。
「はぁ」
ため息をついて顔をあげると何故かグクさんには睨まれるし、シュガさんには軽蔑の目で見られるし。
もうホントにいやいや。
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ムール貝 - あの…この小説、一から見ようと思って作品欄で狂愛1とか2を探したんですけど無くて…消しちゃいましたか…? なんか、すいません……!!! (2020年3月15日 21時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
ミヒ - メンバー全員を均等にしかも読み込みやすく書かれていて感動しました!最初は結構主人公に情が移っていたのですが今の展開でもう既にメンバーと主人公との関係の深まりに涙腺崩壊寸前です(語彙力) (2019年7月11日 23時) (レス) id: 620040a8de (このIDを非表示/違反報告)
ハウン - キスん所、めっちゃ好いーとよ! (2018年4月3日 2時) (レス) id: 57e7df4311 (このIDを非表示/違反報告)
* * 泡夢 * *(プロフ) - みよさん» ありがとうございます()続編も応援してます!! (2018年1月31日 0時) (レス) id: 942486a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - * * 泡夢 * *さん» 私も負けません(><) (2018年1月30日 21時) (レス) id: 5620a473a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みよ | 作成日時:2017年10月16日 22時