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事務所の外に出ると星は見えなくて空は厚い雲に覆われていた。
JM「うわぁ、雨降りそう」
「早めに終わらせてくださいね」
JM「はいはい、わかった。もう少し踊ったら帰るからAも早く帰んなね」
事務所の扉を閉めようとするジミンさんに、最後に1つだけ気にかかっていたことを言った。
「ひとつだけ、あのさっきまでのジミンさんのダンスを見ていて」
ずつとジミンさんのダンスを見ていた。
力強くてしなやかでブレかない、非の打ち所のない完璧な踊り。
だけどずっと違和感があった。
何か今まではかんじることのなかった違和感。
ジミンさんは黙ったままあたしの言葉を待っている。
「なんか嫌いでした」
完璧なのに見ていたくないってそう思った。
それがなんでなのかは分からないけど。
JM「なにそれ」
少し呆れたような笑いをしてジミンさんは小さく言葉をこぼした。
JM「意味わかんないから」
「Aに僕のなにがわかるの？」
ジミンさんはあたしを睨みつけると事務所へと戻っていった。
「あたし何がしたかったんだろ」
本当に自分でも何をしたかったのか分からなくなって無性に悲しくなった。
ジミンさんに休んでほしい、ただそれだけなのに。
うまくいかない。
黒い雲はさらにひしめき重く重く空を覆った。
・
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ムール貝 - あの…この小説、一から見ようと思って作品欄で狂愛1とか2を探したんですけど無くて…消しちゃいましたか…？ なんか、すいません……！！！ (2020年3月15日 21時) (
レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
ミヒ - メンバー全員を均等にしかも読み込みやすく書かれていて感動しました！最初は結構主人公に情が移っていたのですが今の展開でもう既にメンバーと主人公との関係の深まりに涙腺崩壊寸前です(語彙力) (2019年7月11日 23時) (レス) id: 620040a8de (このIDを非表示/違反報告)
ハウン - キスん所、めっちゃ好いーとよ！ (2018年4月3日 2時) (レス) id: 57e7df4311 (このIDを非表示/違反報告)
* * 泡夢 * *(プロフ) - みよさん» ありがとうございます()続編も応援してます！！ (2018年1月31日 0時) (レス) id: 942486a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - * * 泡夢 * *さん» 私も負けません(><) (2018年1月30日 21時) (レス) id: 5620a473a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みよ
| 作成日時：2017年10月16日 22時
