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「ブッっっ」



SG「汚ねぇ」





あのシュガさんの口からまさかの言葉が出てきてびっくり。

驚きすぎて口に含んでいた味噌汁を吹き出してしまった。




「いやだって……まさかシュガさんからそんな言葉が聞けると思わなくて」




SG「俺のこと何だと思ってるんだよ」





「周りに無関心な天才」




思ってることをそのままに伝えると急に真顔になったシュガさん。




あ、やばい率直に言いすぎたかな。




謝ろうとするとあたしより先にシュガさんが口を開いた。






SG「悪かった」




SG「お前がメンバーから無視されていたこと暴行を加えられていたこと、その他もろもろ全部わかってて俺は何もしてこなかった」




シュガさんが落としていた視線をあげた。




あたしは今どんな顔をしているのかな。




悔しい?




悲しい?




それとも最近得意になった無表情かな。




でも、ひとつだけ確かなのは同情されたって何も嬉しくないってこと。





「仕方ないです。シュガさんはあたしに興味がなかったんですから。」




嫌味でもなんでもないつもりだけど、シュガさんにとったらこれは嫌味になってしまうのかな。





SG「………そうだな、俺はお前に無関心だった, だからって狂ってたメンバー達を放っておいたのは俺の落ち度だ。」




わかってはいたけど、面と向かって改めて言われると割と心にくるものがあった,






SG「……でもずっと、一つだけ聞きたいこと、あった」






シュガさんが聞きたいことって相当なものな気がする。




なんとなく緊張してシュガさんの言葉をまつ。



SG「なんで…おまえがこの仕事をやり続けてるのかがわからなかった。あんなの毎日だったら相当キツかっただろうに、それほどまでしてここに居続けてるのか」





シュガさんの言葉が胸に刺さる。




だって自分でもよく分からない。




なんで辞めなかっのか、最初は負けたくないって思ってた。




でも、そんなプライドなんか途中でどうでもよくなった。




それでもにここにいたのは________________





SG「なんでだ?まさか、殴られたいなんて願望がある変なやつじゃぁないだろ」





シュガさんの変な解釈にあたしはすぐさま首を横に振った。








SG「それ相応の報酬だったのか?」




シュガさんの言葉にあたしは未だに黙り続けたままだ。





SG「それか別に目的があるのか」







シン、と静まり返り遠くからカモメの鳴き声が聞こえてきた。





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 ムール貝 - あの…この小説、一から見ようと思って作品欄で狂愛1とか2を探したんですけど無くて…消しちゃいましたか…?  なんか、すいません……!!! (2020年3月15日 21時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
ミヒ - メンバー全員を均等にしかも読み込みやすく書かれていて感動しました!最初は結構主人公に情が移っていたのですが今の展開でもう既にメンバーと主人公との関係の深まりに涙腺崩壊寸前です(語彙力) (2019年7月11日 23時) (レス) id: 620040a8de (このIDを非表示/違反報告)
ハウン - キスん所、めっちゃ好いーとよ! (2018年4月3日 2時) (レス) id: 57e7df4311 (このIDを非表示/違反報告)
* * 泡夢 * *(プロフ) - みよさん» ありがとうございます()続編も応援してます!! (2018年1月31日 0時) (レス) id: 942486a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - * * 泡夢 * *さん» 私も負けません(><) (2018年1月30日 21時) (レス) id: 5620a473a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みよ | 作成日時:2017年10月16日 22時

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