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でも、ここは街ハズレの海。





襲われる人すらいない。だから、襲う人もいない。





あたしが出歩いた所で問題は無い。






そう判断し、歩き始める。





イヤホンを耳に差し込んで適当に歌をセレクトしようとリストを開いた。





リストの中に入っているのはどれも防弾少年団の曲ばかり。






ばかり、じゃなくて全部か。







嫌だ、嫌だ、と思いながらも完全にあたしの生活は防弾少年団に浸かっている。






彼らの行動に左右されている。






彼らの歌は凄く好きだ。




真っ直ぐで偽りもなにも無いメッセージ。






彼らの歌を聞いていると、心が痛くなって。





でも、癒される。





また聞きたいって何度も再生ボタンを押してしまう。







マネージャーとしてじゃなくて一人のファンとして出会いたかったと何回思ったかわからない。






耳から流れてきたのはAgust Dの曲。





ユンギさんの実体験を元に書かれたこの曲は、びっくりするほどの辛辣な言葉が並べられている。






今はあんなにもキラキラとしているユンギさんでも、こんな過去があることを知って





やっぱり同じ人間なんだと、なんて、当たり前のことなんだけど。






なんかこの曲を聞くと安心する。





あたしが防弾少年団の中で1番関わりたいと思っている人________





どんな感性で何を考えているのか、知りたいと思う。





でも、シュガさんはあたしに無関心。





そこで突っ込んでいけたかもしれないけど、そこまでの気力は残っていないことが多かった。







サラサラとした砂がサンダルの中から入ってくる。






ばかだなぁ、なんでサンダルなんか履いてきたんだろう。






寝ぼけてたのかな、





そうだよね、





寝惚けてるんだよね。




だって、じゃなきゃ目の前にシュガさんが座ってるずがないもん。







今だってこっちを見て目を見開いてるはずがないもん。






「なんかあたし寝ぼけてるなぁ。シュガさんが見える」




「幻覚見るなんて……もう寝なきゃ、帰ろう」








YG「幻覚じゃねぇよ」





馬鹿じゃねぇの、おまえ





と帰ろうとしたあたしを引き止めたシュガさん。






「喋った………!!」





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 ムール貝 - あの…この小説、一から見ようと思って作品欄で狂愛1とか2を探したんですけど無くて…消しちゃいましたか…?  なんか、すいません……!!! (2020年3月15日 21時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
ミヒ - メンバー全員を均等にしかも読み込みやすく書かれていて感動しました!最初は結構主人公に情が移っていたのですが今の展開でもう既にメンバーと主人公との関係の深まりに涙腺崩壊寸前です(語彙力) (2019年7月11日 23時) (レス) id: 620040a8de (このIDを非表示/違反報告)
ハウン - キスん所、めっちゃ好いーとよ! (2018年4月3日 2時) (レス) id: 57e7df4311 (このIDを非表示/違反報告)
* * 泡夢 * *(プロフ) - みよさん» ありがとうございます()続編も応援してます!! (2018年1月31日 0時) (レス) id: 942486a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - * * 泡夢 * *さん» 私も負けません(><) (2018年1月30日 21時) (レス) id: 5620a473a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みよ | 作成日時:2017年10月16日 22時

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