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タウンを驚かせようとそーっと音を立てないで部屋の扉を開けた瞬間俺の周りの空気が止まった。






目の前で起こってるのは何だ。





どうして俺の彼女は俺のカバンを漁ってるんだ。






何でカメラを持ってるの。





「タ、ウン、?」




俺の口から出てきたのは情けないほど小さい声。




あぁ、ここで怒鳴り散らすか何かしたらあんな状況で俺と彼女の関係に終止符が打たれることは無かったのかもしれない。






でも人間誰だって予期していないことには弱腰になってしまう、






彼女はいつから俺のことをそういう対象で見ていたんだろうか、





「何してるの、」





タウンは一瞬驚いた顔をしたけどそれもすぐに消えて楽しそうな笑顔に変わった。





俺が今までの見た事のないような笑顔、






俺の知らなかった彼女の本性、






「ふふ、見てわかるでしょう?写真撮ってるの。案外高く売れるのよねこの写真」





この、と俺の鞄の中身を指すタウン。




何言ってるんだ、




何言ってるんだ、





何言ってるんだ、





「ちゃんと説明しろっ!!」





怒りがフツフツ湧いてきて俺が怒鳴ると彼女は顔をしかめて、これだから嫌、と呟いた。




TU「まさか説明しないと伝わらないの?わかるでしょう。テヒョンはこれでも一応アイドル、そして写真、

考えれることは一つだけでしょ?」





そうか、最初からか。




彼女の目的なんて最初からそれだったんだ。





なんで気づけなかったんだろう。





俺は愚かだった。




馬鹿だった。



簡単に人を信じすぎた。





そう思ったのに何故か俺はまだ彼女にしがみつこうとした。




だって、




「なんで!?だって俺のこと好きって言ってくれたじゃん。


いつだってタウンは俺のこと助けてくれた。
あの日だってそう、あのサイン会の時俺を助けてくれて凄い嬉しかった。



ねぇ!タウン、俺が最近時間取れてなくて素っ気ないからかんなことになっちゃたの、」





だって、彼女は初恋だった。




恋、と呼ばれるものはたくさんしてきた。





こんな顔だから言い寄られる回数も少なくなかった。




でも、自分からこんなに求める人なんてタウンが初めてだった。






TU「いや、本当に何言ってるの。この際バレたから包み隠さず話すけど。
最初からテヒョンに近づく理由なんてそれしかなかった」







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 ムール貝 - あの…この小説、一から見ようと思って作品欄で狂愛1とか2を探したんですけど無くて…消しちゃいましたか…?  なんか、すいません……!!! (2020年3月15日 21時) (レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
ミヒ - メンバー全員を均等にしかも読み込みやすく書かれていて感動しました!最初は結構主人公に情が移っていたのですが今の展開でもう既にメンバーと主人公との関係の深まりに涙腺崩壊寸前です(語彙力) (2019年7月11日 23時) (レス) id: 620040a8de (このIDを非表示/違反報告)
ハウン - キスん所、めっちゃ好いーとよ! (2018年4月3日 2時) (レス) id: 57e7df4311 (このIDを非表示/違反報告)
* * 泡夢 * *(プロフ) - みよさん» ありがとうございます()続編も応援してます!! (2018年1月31日 0時) (レス) id: 942486a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - * * 泡夢 * *さん» 私も負けません(><) (2018年1月30日 21時) (レス) id: 5620a473a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みよ | 作成日時:2017年10月16日 22時

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