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TH side
わかっていた。
わかっていた、最初から。
自分が間違ってるんだって．自分が卑怯なだけだって。
でも、怖かった、また同じようなことが起きると思うと怖くて怖くて逃げ出したくなった。
遡ること2年前
2015年夏
「 アンニョンハシムニカ、今日からお世話になるタウンと言います、よろしくお願いします,」
彼女がやってきたのは、今から2年前。
夏の終わりだけど、まだ暑さが少し残る、そんな季節。
タウンは特に目立ったところもない、本当にごく普通だった。
この頃からだんだんと人気が出てき始めた俺たち、
それに加えて、スタッフの人数も少し増やすことになった。
そして、タウンがやってきたんだ。
防弾少年団専属のスタイリストとして彼女はよく働き、ここに馴染み始めてきた。
今にして思えば、もうこの時から始まっていたんだ、
だけど、馬鹿な俺はそれに気づけなかった。
「ジミナなんか緊張するなぁ、俺今めっちゃドキドキしてる」
JM「なんでサイン会なんてもう何回もやってきたじゃん」
「今回は規模が違うだろ、Armyも多分たくさんいるよ、今までにないぐらいきっと多い」
新しいアルバムの発売に合わせて開かれたサイン会。
今までよりもぐっと会場の規模が大きくなって、俺はドキドキすると同時にワクワクもしていた。
会場に入ってからも、それは続いて控え室で待っている間もそわそわそわそわしていた。
YG「テヒョンおとなしく座ってろ」
「はい、ヒョン」
YG「って言いながら走るな、馬鹿」
JH「テヒョン、会場覗きに行ってみようか」
そんな俺を見かねたのか、ホビヒョンが誘いをかけてくれた。
もちろん、俺はそれに頷いてヒョンの腕を絡めて少しだけ会場を覗きに行った。
その時置いていったんだ上着を椅子の上に。
いよいよ始まるという時になって、俺は上着をさっき部屋に置き忘れたことに気づいた。
「ナムジュニヒョン！服忘れてきちゃったんでちょっと取りにいってきます」
NM「わかった、早くな」
控え室に戻ると、さっきと同じように椅子にかかっている上着。
だけど。
「え」
着てみると、違和感にはすぐに気づいた。
「ここ……破れてる」
右腕、袖の部分、大きいとも小さいともいえない大きさの切り口があった。
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ムール貝 - あの…この小説、一から見ようと思って作品欄で狂愛1とか2を探したんですけど無くて…消しちゃいましたか…？ なんか、すいません……！！！ (2020年3月15日 21時) (
レス) id: 8e13a950e1 (このIDを非表示/違反報告)
ミヒ - メンバー全員を均等にしかも読み込みやすく書かれていて感動しました！最初は結構主人公に情が移っていたのですが今の展開でもう既にメンバーと主人公との関係の深まりに涙腺崩壊寸前です(語彙力) (2019年7月11日 23時) (レス) id: 620040a8de (このIDを非表示/違反報告)
ハウン - キスん所、めっちゃ好いーとよ！ (2018年4月3日 2時) (レス) id: 57e7df4311 (このIDを非表示/違反報告)
* * 泡夢 * *(プロフ) - みよさん» ありがとうございます()続編も応援してます！！ (2018年1月31日 0時) (レス) id: 942486a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - * * 泡夢 * *さん» 私も負けません(><) (2018年1月30日 21時) (レス) id: 5620a473a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みよ
| 作成日時：2017年10月16日 22時
