狂愛 1

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JK「いつまでここにいるの？早く出てけよ」






グクさんはあたしの存在が本当に邪魔なようだ。




いつも、


今みたいにすぐ追い出そうとする。







まるで、汚いものでも見るような目で見てくる。






グクさんが直接危害を加えてくる回数は少ないけど、







関わってきた時は本当に容赦ない。







あたしが、女だってこと忘れてるだろっっ……










「もう少し待ってください」







今日は、頑張って早起きをしたからどうしても中途半端に終わらせたくない。






まだ、掃除をしていない所が少しだけあるんだ。






JK「待たない」







グクさんは、イラついた顔であたしに向かって来る。






あたしは、しゃがみ込んだまま動かない。






あたしって以外と頑固なのかも。





こんな状態でも自分の意志貫き通してんだもん。







あたしの背後に立ったグクさん。






なんかこのシチュエーション多いな、






ここに来てから上から見下ろされる回数が格段に増えた気がする。







「うえっ」







突如、すんごい勢いで首根っこを引っ張られる。






本当に凄まじい力。







怪力だな、グクさん。








いや、でも、本気で苦しい。







「くるしっ……い」






途切れ途切れなあたしの声。

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