先生？ [N.T]

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: takahiro









休み時間のたびに俺を囲む女の子



最初はいい気になってたけど、だんだんうざくなってくる



紳士風にするの疲れるし、





そんな時に加藤は俺を嫌いなんだ、って気づいた







おもしろい、と思った。




それと同時に









堕としたい、俺のものにしたい、




そう思った。









.









西「逃げようなんて思うなよー、鍵も閉めたから」


「……」









資料室の鍵を見せびらかす


すると、加藤は悔しそうな顔をした



その顔を見ると、ゾクゾクする




俺のことが嫌いで強気なやつを俺に惚れさせるとか楽しそうじゃん？









西「お？図星？？…ざんねーん。」


「……うるさいです。早く帰してください」


西「まだ歯向かうの？」









まだ強気な加藤をどうやって堕とそうかな、なんてワクワクしてる俺はきっとどうかしてる。









「…わたしが先生を嫌いだったら、なんなんですか」


西「お前を堕とそうと思って？俺に惚れさせる？」









加藤は、なにいってんの？と言いたげな顔をしていた。









西「俺を嫌いな女ってなかなかいないからさ？お前、楽しそうだなーって」


「人で遊ばないでください、
………それに、わたし堕ちませんから。」


西「ふ、……言ったな？」









小さく笑みが溢れた俺を加藤は睨みつけている。


全然怖くないけどね。






さぁ、いつまでもつかな？俺を楽しませてよ。

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