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: takahiro
西「あー、やっぱ送ればよかった」
1人になったさみしい教室で
Aを送ってやらなかったことを後悔している。
西「…ついに手出しちまったよ、」
ダメなことは分かっていたが
俺だって先生だという前に男だ。
あんなことを言われたら止まれるわけがない、
しかも好きな女に言われたら
理性なんて一気に吹っ飛ぶ。
さきほどまでAに触れていた
自分の手や腕を見て、すこし頰が緩んだ。
まだAのぬくもり、匂いが
微かに残っているような気がしたから。
西「…明日、どんな顔して会えばいいんだよ…」
こんなことをしたのに普通に話せるのか、
Aの火照っている顔を思い出して
またなにかしてしまいそうで怖い。
でも、それはAも同じなのかな、
頭の中は前以上にAのことでいっぱいで
幸せなのか、辛いのか、
分からなくなってきていた。
.
西「おはよ」
今日も笑顔を振りまいて挨拶をして教室へ向かう。
まだ朝なのに放課後のことばかり考えている。
教室に入ると、一瞬Aと目が合って、
俺がすこし微笑むと、Aは顔を真っ赤にして
顔を手で隠した。
かわいい、はやく独り占めしたい。
そんな思いがこみ上げてきた。
西「はい、HR終わりまーす」
教室から出るときも目が合って
なんかうれしくなった。
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みく(プロフ) - mさん» ありがとうございます!!この作品を続けようかなと思っております\(^^)/ (2018年4月8日 18時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
m - 面白いです!!!続けてほしいです! (2018年4月8日 17時) (レス) id: f201cfe89c (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - はづこ。さん» そう言っていただけてうれしいです( ; ; )ありがとうございます!これからも頑張って行きますのでよろしくお願いします! (2018年4月6日 23時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
はづこ。(プロフ) - この作品とっても大好きです!更新頑張ってください!♪ (2018年4月6日 22時) (レス) id: 8b66f080ab (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ゆなさん» こんばんわ!ありがとうございます( ; ; )いつ気持ちが通じるのかドキドキしていただけてうれしいです!これからもぜひよろしくお願いします!! (2018年4月6日 7時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みく | 作成日時:2018年3月30日 23時