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: takahiro
やっと月曜日がやってきた
加藤に会える、と思うだけで頰が緩む
廊下を歩いているといつものように
女の子が寄ってくる
西「おはよ」
「お、おはようございますっ…/」
「きゃぁぁあ…!」
クラスの中をちら、と見ると
加藤と目が合った
俺のこと見てたの?
少し嫉妬したりしてくれてたの?
加藤が俺のことを好きなのか嫌いなのかは
分からないが、そんな考えが頭をよぎった
西「…ッ……!」
その後すぐに目をそらされてしまったが、
加藤の俺を見ていた目は
寂しいような、悲しいような目に見えた。
西「はーい、HR始めるぞー」
教室に入って、いつも通りHRを行い、授業をして、
いつのまにか俺の唯一の楽しみとなっている
放課後がやってきた。
西「やっと終わった…」
加藤の顔を見ることができると思うと
やっぱり頰が緩んでしまう
伊「…西島先生?なんか楽しそうですね?」
同期の伊藤先生が資料を渡しに来てくれた。
西「ふは、そう見えますか?」
伊「はい、なんか幸せそうです(笑)」
西「ありがとうございます?」
幸せそう、かぁ…
確かに幸せかもしれない
でも、加藤はどう思ってる?幸せ?
同じ気持ちじゃなければ意味がない。
西「あ、そろそろ行きますね?」
西「資料、ありがとうございます」
そう残して、いつもの空き教室に向かった。
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みく(プロフ) - mさん» ありがとうございます!!この作品を続けようかなと思っております\(^^)/ (2018年4月8日 18時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
m - 面白いです!!!続けてほしいです! (2018年4月8日 17時) (レス) id: f201cfe89c (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - はづこ。さん» そう言っていただけてうれしいです( ; ; )ありがとうございます!これからも頑張って行きますのでよろしくお願いします! (2018年4月6日 23時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
はづこ。(プロフ) - この作品とっても大好きです!更新頑張ってください!♪ (2018年4月6日 22時) (レス) id: 8b66f080ab (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ゆなさん» こんばんわ!ありがとうございます( ; ; )いつ気持ちが通じるのかドキドキしていただけてうれしいです!これからもぜひよろしくお願いします!! (2018年4月6日 7時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みく | 作成日時:2018年3月30日 23時