先生？ [N.T]

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: you









ドキドキしてるのはわたしだけだろうな、


心臓の音、先生に聞こえてないかな？









西「ふは、そんなにぎゅーしたかった？」


「は、えっ？」









自然と抱きしめている腕に力が入っていたようで

先生が嬉しそうに笑いながらわたしの頭を

ぽんぽん、と撫でた









「そういうわけじゃ、ないです…」


西「素直じゃないなぁ…」









先生は抱きしめている手を上に滑らせて

わたしの首を触ってきた









「…っ、ひゃ…/」


西「…首、弱いんだね」









先生がやらしく触ってくるから

つい声が出てしまった



先生に弱みを握られた気分だ。









「…ん、くすぐったい、ですっ…/」


西「ふ、…やーらし」









先生はわたしの顎をくい、と引いて

キスを落とした









「…ッ、ん…」









ねぇ、先生はわたしのことどう思ってるの？


なんでこんなキスしたりぎゅーしたりするの？


なんで他の子には見せないような笑顔を

わたしにだけ向けるの？






先生、わたしのこと好きになってくれますか？









「ん、ふ…ッ…/」









いつもよりは短いキス、


離れると少し寂しいな、なんて













「……せんせ？」









唇が離れると寂しそうな顔をする先生


そんな顔しないでよ、


わたし勘違いしちゃうよ、期待しちゃうよ









「…せんせ」


西「終わったから、またな？」









わざと声を被せるようにしてわたしの言葉を遮った


胸が苦しくなった









「…は、い。…じゃ、また…」









わたしも先生も "明日" って言わなかったのは


もう今日は金曜日だから。


2日間会えないだけでこんなにも寂しい、

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