龍馬殺しの刀【刀剣乱舞】

昔の思い出 ページ10

早くも順位が……ありがとうございます

ここから先、捏造あります故
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越後守side





─……ご……ぃ…………ち……









─越後守！！









「！！」









─何をしているか。さっさと行くぞ、近江屋に









僕を呼んだのは前の主、桂早之助さん
そして、その傍らには今井信郎さんが









「やめて……」









─坂本龍馬はいるか！！









「やめて主様！！」









「今井さんもやめて！！」









僕が何度もやめてと言おうが主様や信郎さんは辞めずに僕の刀身で龍馬さんを斬った









─……もういい。行くぞ









その後、龍馬さんを斬った後主様は僕を手入れしなくなった









「主様……手入れしてください……僕錆び付いて…………」









─腰抜けた刀等に手入れする暇はない









「主様……」









僕はその時、初めて主様に捨てられた。
日に日に体が錆び付いてきて苦しかった。悲しかった









「主様………お亡くなりになられたのですか……」









その後にあった鳥羽·伏見の戦いで主様はお亡くなりになられた
その後も僕は手入れされることなく、血錆が進み、刃こぼれし、僕は体に包帯をまいた
刀身は二度と抜かないよう、鞘に括りつけてある紐を鍔に結びつけ、固定した









もう、戦いたくもない
傷つきたくもない









誰かはやく僕を折って…

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