【刀剣】粟田口が普通な粟田口【乱舞】

伍拾壱 ページ3

審神者が緋口と話している間暇していたら加州が何かを持って鎬を捕まえた



「やっぱり採血する♡」



「……は？」



「え」


一期と鎬は思考が停止した
今こいつ、なんて言った


「痛くないからね〜ちょーっとちくっ、てなるだけ。暴れたら余計痛いよ〜」


暴れる鎬をなんのそので拘束して注射針を指す
目の前で自分の血が抜かれていくのを見た鎬は血の気が引いた



「あ、やっぱり鎬綺麗な赤〜！やっぱり採血して正解だよ〜」



採血している本人はなんのそので血の赤をうっとりと見つめる
採血し終わると医療用絆創膏を付けて鎬を一期に任せ、加州は血を持ってどこかへ行った



「し、鎬…大丈夫かい？」



「いち兄…俺の本丸の所の加州が普通で良かった…」



あんなのがいたら一溜りもない…
そう口ずさみながら絶望感に浸っていた
審神者が帰ってくると緋口は「あ"っ！」と声を上げた
うちの加州がやらかしたと分かったからだ


「加州！？ちょっと！鎬藤四郎様の血採った！？」



「採ったよ〜主も採られたい〜？」



「つい先週した！というかなんでするの！」



「綺麗な色だったからごめんね(ｷｬｯ)」



「し、鎬！手入れするか？」



「だいじょぶ…」




その後緋口は鎬と話をしたが、過去の事はもう本丸で解決済みとみてあまり言及はしなかった
加州のことで謝られたが



「じゃあ、俺達は本丸に帰りますんで」



「鎬〜、今度はもうちょっと採らせてね〜」



「絶対やだ！！」



「じゃあ僕に解剖される〜？」



「お前らもう嫌だ！！」



そう言いながら本丸に帰った鎬は暫く加州に寄り付かなくなったらしい
演練でも加州には寄り付かなくなった


「え、俺なんかした？」


「……」


「鎬…俺を縦にしても意味ないと思うぜ」


「厚なら大丈夫！厚いから！！」


「意味になってねぇ…」



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順位が早くもつき、星も輝き始めたことに驚いている作者です
あらぁ〜(´・∀・｀ )
これは頑張らないといけませんね〜
しばらくは午前更新か夜更新になります
マスコットリーダーになって昼間は描きにいかないといけないんですよ
頑張って勝ちます
これからもよろしくお願いします

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