見つけた箱 ページ39
チリン…
チリン…
暗闇から鈴の音が聞こえる
途方もないような暗闇から一定の間隔でなっている
(かーごめかごーめ、かーごのなーかのとーりは)
(いーついーつでやう)
(よーあーけのばーんに)
(つーるとかーめがすーべった)
(後ろのしょーめん)
(だぁれ?)
幼い子どもが笑いながらそんな歌を歌っている
ここには幼子なんて短刀くらいしか居ない
そもそもこんな場所で遊ばない
目の前に何か光るものがある
紅、橙、緑、紫、蒼、白…様々な色の光があった
眩しくない、ちょうどいい光だった
【やっと来てくれたネ、ヤマンバギリ】
「お前は…」
【さァ、選んでご覧。これが君ノ運命を左右することになル。どンな色を選んでも結末は同じかモしれないけど少シだけ違うかもネ】
詰まりは色に関係なく、大まかな結末は同じ
そして、選んだものに俺の運命は左右されるという
【デモ、ひとツだけ。その願いを叶エルならそれ相応のものが無いと意味ガ無いよ。出来る?】
それ相応のもの…代償か
「俺の……願いは…」
.
『何をしてるのかな』
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あい - 面白かったです!山姥切国広が消えてしまうところは、悲しくなりました……。とても感動しました! (2019年9月14日 6時) (レス) id: 11080e1a67 (このIDを非表示/違反報告)
凛浪(プロフ) - とってもいい作品ですね!わたしは山姥切が1番の推しなので見れて良かったです(。 ・`ω・´) キラン☆ (2018年9月14日 23時) (レス) id: 658a93e870 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:自由陣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rekishilov1/
作成日時:2018年9月8日 11時