優しさの中にある刃物 ページ25
堀川side
【やあ】
僕の夢に現れたソレは兄弟と同じように赤眼で白かった
【キミがヤマンバギリの兄弟だね?】
「そ、そうだけど……君は誰?」
【教えれないよ、僕は僕さ】
ソレは僕と全く同じ姿になった、だが、兄弟と同じアルビノの姿
「なっ……!?ぼ、僕……?!」
『僕も兄弟と同じだったら少しでも気が軽くなるはずだったのにね』
「や、やめろ!僕の姿で何を……!!」
『何って…分かってるでしょ?それが君の心からの思いなのに』
え?僕の心からの思い?
『優しいからね、キミは。だけど、その優しさが時に刃物となってヤマンバギリに襲いかかるからね』
ソレはそう言い残すと霧状になって消えた
夢から覚めると隣にいたはずの兄弟がいなかった
中庭あたりにいると思って寝ている兄弟を起こさないように部屋から出た
山姥「異端でも…………愛されたかった…」
「兄弟……」
僕は、兄弟の近くに行くことが出来なかった
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あい - 面白かったです!山姥切国広が消えてしまうところは、悲しくなりました……。とても感動しました! (2019年9月14日 6時) (レス) id: 11080e1a67 (このIDを非表示/違反報告)
凛浪(プロフ) - とってもいい作品ですね!わたしは山姥切が1番の推しなので見れて良かったです(。 ・`ω・´) キラン☆ (2018年9月14日 23時) (レス) id: 658a93e870 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:自由陣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rekishilov1/
作成日時:2018年9月8日 11時