不利益な身体 ページ14
堀「蔵?蔵なら三つくらいあるけどひとつは大典太さんが使ってるよ……どうして?」
「いや……聞いただけだ」
長年いたせいか、こんなにも明るい場所はどうも慣れない
蔵にいると安心出来るというか、落ち着くというか…そんな感じだ
山伏「まぁ、深入りをする訳にもいかん…ところで兄弟!今度、拙僧と山修行に行かぬか?」
「い、いや、俺は……その……」
堀「もー!今日は歓迎会!山修行は今度だってば!」
山伏「ならば仕方あるまい……」
歓迎会?俺に?なんで?
「俺…少し審神者に用があるんだが……行っていいか?」
堀「え、でも、部屋…」
「あとから審神者に聞く…それじゃぁ」
ここに来てからは分からないことだらけだ
なぜ、あんなに俺を嫌っていた人間が手を差し伸べたのか
なぜ、俺を外へ出したのか
なぜ、目が良く見えないのか。多少は見えるんだが、よくは見えない
先程も辛うじて見えた程度だったからな
「……亜種とは………嫌なものだな」
この身体は不利益なことばかりだ
?「……」
166人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい - 面白かったです!山姥切国広が消えてしまうところは、悲しくなりました……。とても感動しました! (2019年9月14日 6時) (レス) id: 11080e1a67 (このIDを非表示/違反報告)
凛浪(プロフ) - とってもいい作品ですね!わたしは山姥切が1番の推しなので見れて良かったです(。 ・`ω・´) キラン☆ (2018年9月14日 23時) (レス) id: 658a93e870 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:自由陣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rekishilov1/
作成日時:2018年9月8日 11時