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赤が186 ページ2

貴「………………。」


両手をじっと見つめて、開いたり閉じたりする。この間の海の時以来、特に変わったことは起き

なかった。それが逆に不安を煽る。嵐の前の静けさ、みたいな?

もしかしたら、気のせいだったのだろうか。



尊「……おい、大丈夫か。」

貴「えっ?あぁ、はい…。」

尊「………お前、この間から変だぞ。なんかあったのか。」

貴「そう?別に何もないですけど……気にし過ぎじゃないですか?(笑)」

尊「………考え事すんのは自由だが、また一人で突っ走るのだけはすんなよ。」

貴「…はーい。」


でも、本当に気のせいだったらなんかバカみたいだし……あんまり気にしてオドオド生活してて

も、身が持たないよね。


貴「よしっ!」

尊「?」



気にせんとこ!









ア「(人1)、買い物行こう。」

貴「買い物?いいよー。何買うの?」

ア「お洋服。ミコトも一緒。」

貴「あら珍しい。なんで?」

尊「……荷物持ちだとよ。」

貴「なるほど。ちょっと準備してくるから待っててー。」







――――――――――……………




貴「ちょっとあたしそこで飲み物買ってきますね。」

尊「おう。」





貴「……あれ?アンナは?」

尊「あ?…………あ。」

貴「Σは!?はぐれたの!?何やってんですかもー!なんであたしがちょっといなくなったらこう

なるかなぁー…!!」

尊「知らねぇよついてきてると思ったんだよ。」

貴「言い訳は要りません!まぁアンナは賢いから変なとこに行ったりはしてないだろうけど…。」






尊「………ん?」

貴「何?アンナ見つかりましたか?」

尊「いや………何やってんだ、アイツ。」

貴「え?……Σんっ?猿比古くん?なんで自販機動かそうと……あれっ?アンナ!?」


少し遠くで、猿比古くんが必死に自販機を動かそうとしているのが見えた。よく見ると、二つの

自販機の間にアンナがみっちりと挟まっていた。なんで挟まってんの!?


尊「………何やってんだ、お前。」

伏「っうるっせぇ…!今…話し、かけん……な…っ!」グググ

ア「あ、ミコト。(人1)。」

伏「尊さ……Σっはぁ!!?;」ドサッ!

貴「あっ、大丈夫?」

伏「尊さ…っ、周防尊…!(人1)さんも、なんで…。」

貴「(あ、言い直した。)さっきアンナとはぐれちゃってね。探してたら、猿比古くんとアンナが

見えたから……。」

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設定タグ:アニメK , 周防尊 , 吠舞羅
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みーちゃん - 続きがものすごくものすごく気になります! (2019年3月24日 23時) (レス) id: c64b1f6e9c (このIDを非表示/違反報告)
LarA(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張って下さい! (2017年4月14日 21時) (レス) id: 153e766897 (このIDを非表示/違反報告)
小百合(プロフ) - 続き気になります!更新待ってます (2017年4月11日 15時) (レス) id: 88a6ecb96b (このIDを非表示/違反報告)
凪花(プロフ) - 続きがとても気になります!更新頑張って下さい! (2017年3月6日 20時) (レス) id: 254f4e5b63 (このIDを非表示/違反報告)
奏椿(プロフ) - 連投すみません。とても面白い作品なので、その状態だけを知りたかっです。とても長いシリーズを書き上げていて、素晴らしいと思いました!更新頑張ってください! (2016年8月1日 9時) (レス) id: 15ecc8bb54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹龍 | 作成日時:2015年8月9日 14時

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