【ヒューマンバグ大学】狂人達に愛された食事処・参 (ページ34)

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130)天羽組と温泉旅行⑧ ページ34

青山が嬉しそうにお酌してもらった酒を飲む

「ん？A、香月と同じ浴衣か」

「うん！お揃いー！」

「っくそかわいっ！！」

香月の腕に抱きつくA
自分の女装の才能に感謝した

「ははっ、美味い飯と酒と、良い女がいるだけで俺は幸せだな、雛ちゃん、良かったら今度はオレと二人で「南雲、華太に本気で睨まれるぞ」華太にぃ様は本気で怒ると怖いからなぁ；；」

次に阿久津、工藤、野田、和中のもとへ

「来たか、A！」

上機嫌な阿久津の盃にお酒を注ぐ

「この鯛美味いぞ！」

「鯛の刺し身はカシラの好物なのだ」

「あら、そうだったの？じゃあ今度美味しい鯛でも仕入れて来ましょうか」

野田の盃に注ぎながら笑う

「お前の贔屓にしている市場の魚介は美味いからな、ありかとな」

工藤の盃に注ぐ

「また良いものを仕入れたらお声をかけるね」

「ほら、A、お前も食べると良い」

「ありがとう！和中の兄様！」

「雛ちゃーん、こっちも欲しいなー」

「はいなぁ」

小林に呼ばれ、席に行くと、八隅と冨樫と北岡がいた

「妹がお酌してくれるなんて、贅沢だな」

「これは酒も飯も進みますな！！」

「雛ちゃんに注いで貰うと何故か美味いんだよなぁ」

「俺までっ、ありがとうございます！姉さん！」

「あらあら、ふふっ」

そして須永と永瀬と亘清のもとへ

「須永の兄様、お注ぎするよ」

「やったぁー！Aちゃんのお酌！嬉しいなぁー！」

「なぁ、A、今度鰹のタタキを作ってくれよ、俺が炙ってやるから」

「あ、いいね、永瀬の兄様、今度サワラ買ってくるから炙ってよ、漬け丼にするから」

「え、何か美味そうなんだけど」

「雛姉さんの作るものに外れはありません！！姉さんに注いで貰うなんて恐れ多いっ」

「気にしない気にしない♪亘清、今度仕入れに付き合ってね、飯豊さんと」

「勿論喜んで！！車の運転から荷物運びも出来る事は何でもいてします！！姉さんは俺達の命の恩人ですから！！」

「亘清は大袈裟だねー」

「大袈裟なんかじゃありませんよー！姉さんがいなかったら俺はここにもいられませんでしたぁ！！」

「僕はもう姉さんがいなかったら天羽組にもいられませんでしたぁー！！」

泣きながら頭を下げる舎弟達

それにケラケラ笑う永瀬

そして、Aは天羽夫婦のもとへ

「とぅ様、かぁ様、お酌しにきました」

「おぉ、A！」

「ありがとう、A。あなたもちゃんと食べてる？」