【バグ大×転スラ】女神の食事処�� ページ8
「オークロードが攻めてきているんだ。それの討伐」
「そうでしたか」
トン、トン、オムレツを作り、ケチャップライスの上に乗せる
「はい、お待たせしました」
「これは、まさかっ」
輝く目に、クスリと笑い、オムレツにナイフを入れる
すると半熟の玉子が広がり、ケチャップライスの上に被さった
「おおぉぉっ！！半熟オムライス！！」
「今日はデミグラスでどうぞ」
かけられる茶色のソース
「はい、召し上がれ」
「頂きます！！」
パンッ！と手を合わせ、食べ始める
「うっまあぁ！！この半熟具合！最高！！」
「ふふっ」
水を出しながら微笑む
「沢山の縁に恵まれたようですね。お仲間が増えましたか？」
「そーなんだよー、辺りのゴブリンとか、ウルフとか、オーガとかさ」
「それはそれは。賑やかそうですね」
「賑やかなもんじゃないよー、後なんかめんどくさいトカゲとか喧嘩売ってくるし」
「リザードマンの事です？」
「みんなが怒って宥めるのが大変！」
「あ、それわかります。私は気にしなくても、周りが気にするんですよねぇ」
「わかってくれるか！？」
同郷である不思議なこの少女に、すっかり気を許すリムル
「Aも町に遊びに来たらいいよ、歓迎するよ？」
「お誘いは嬉しいのですが、私はこの場所を離れられないので」
「え？」
「でもリムルさんが配下の方々を連れてくるのは構いませんよ、良かったら一緒にいらして？」
「おう！そうする！(離れられない理由は聞かない方がいいのかな)」
オムライスを食べきり、立ち上がるリムル
「行く前にここのご飯食べれて良かった、力が湧いてくるよ！」
「それはよかったです。事が終わったら次はリムルさんの食べたいものを作りましょうか？」
「本当か！？実は俺、ここに来てずっと食べたいものがあったんだ！」
それを聞いたAはまたクスリ、と笑う
「えぇ、ございますよ」
「マジか！！めっちゃやる気出た！！」
「ご用意してお待ちしております」
頑張るぞー！と出ていったリムルを見送った後、現れた紅林
「あれが“リムル”か？」
「えぇ、不思議な方でしょう？」
「お前も似たようなもんだと思うけどな」
「ねぇ、ジローくん、お願いがあるのだけど」
「何となく想像できるけど、言ってみろ」
告げられたお願いに深いため息をつく幼馴染みだった
「〈告 【月菊】の料理を食べた事により能力上昇しています〉」
「あ！？これ気がするんじゃなくて本当に上昇してるの！？」
299)獅子王組とファンタジスタの兄貴→←【バグ大×転スラ】女神の食事処��
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ゆらちむ(プロフ) - いつも更新される度、最新話を読んでからまた1話に戻って読み直すを繰り返すほどに大好きです！これからも応援しております！ (6月13日 17時) (
レス) @page46 id: 95baa36b21 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - いつも楽しんで読ませてます！ (2023年5月13日 18時) (レス) id: f0358b6908 (このIDを非表示/違反報告)
奈央 - 天羽組の花見のお話は書かないのですか？あのお話はほっこりするので…。これからも応援してます！ (2023年4月27日 5時) (レス) id: 4ea988f3c7 (このIDを非表示/違反報告)
マロングラッセ - 天羽組編の旅行の話も書いてほしいです (2023年4月16日 17時) (レス) id: 9b3375dba7 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 第9だんおめでとうございます！ (2023年4月16日 16時) (レス) id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2023年4月16日 9時
