8)初めての任務と謎の男 ページ9
悠仁達が少年院への任務へ行っている間、Aは別行動をしていた
「貴女は監視対象です、勝手な行動は慎むように」
「・・・・・・・・・・・・・」
言い渡された任務は森に出る呪霊の排除
同行する女性補助監督
警戒と恐れ
得体のしれない能力、読めない表情に対しての感情
そんな感情が目に見えていた
Aは気にする事なく、森を進む
「あ！ちょっと！危ないですよ！」
「・・・・・・・・・・・・・・」
感じる気配
そして、急に迫り来る気配にAの目の瞳孔がキュルゥと細くなり
「え」
気が付けば女性補助監督はAに抱えられて宙に飛んでいた
さっきまでいた所には呪霊が突っ込んでいた
〈ギギギギィィィ〉
「あれが、呪霊・・・？」
「そ、そうですけどっ、なんで一級相当が！？三級の筈じゃっ」
「・・・・・・・・・・・・・・」
巨大な呪霊の無数の目がAを捉える
「・・・・・・隠れてて、貰える・・・？」
「ま、まさか戦う気ですか！？死にますよ！？」
見つけた木のうろに女性補助監督を放り込む
「本当に危険なんです！！」
「・・・・心配、してくれるん、ですね・・・」
「当たり前です！！私はあなた達呪術師を補助するのが仕事なんです！！こんな死ぬと分かる真似をさせる訳にはいかないんです！！」
「・・・・・大丈夫・・・私は、死なない・・・」
「虎杖さん！！」
スッとその場から離れると、すぐに呪霊が現れた
それは一匹だけではなかった
複数の呪霊がAを囲んだ
「・・・・・・・・・・」
「流石に巣窟ではお前の無意識魔除けは意味ねぇみてぇだな」
トンッと側に現れた男
手には刀を持っていた
「・・・ついてきてたの・・・」
「当たり前だろ？」
「・・・そう・・・」
Aは気にせず、スッと動く
「・・・異能力・・・【羅生門】」
長いブレザーの裾が不自然に揺れ、獣のようなものが浮かぶ
「・・・・食べて・・・呪いの欠片も残さずに、」
羅生門は巨大な口を開け、呪霊に襲いかかった
「お嬢ちゃん、こいつはジジィどもの嫌がらせだ」
断末魔が響き渡る中、男が口を開いた
「お前や兄貴を殺そうとしているんだ」
「・・・・・私は、殺せない・・・・悠ちゃんも、殺させない・・・」
「だろうな。けど、奴等はしつけぇぞ」
「手を出すなら・・・私は、容赦しない・・・」
「そうかい。まぁ、俺はお前の“犬”だからな。好きに使ってくれや」
あーあ、俺の出番なかったなぁ
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優奈(プロフ) - コメントありがとうございます。いつも見てます！これからも頑張ってください！ (2023年4月15日 18時) (
レス) id: 78ffdc92e1 (このIDを非表示/違反報告)
イザナ「情緒不安定」(プロフ) - 夢主がとても可愛い件について (2023年4月2日 22時) (レス) @page43 id: 398e436feb (このIDを非表示/違反報告)
梓月(プロフ) - とても面白いです。続きが楽しみで毎日ワクワクしています。急で申し訳ないのですが学長との会議の前に漏瑚と戦うシーンがあったと思うのですがその後の学長と雅ちゃんの会話はあるのでしょうか。できればみたいです。 (2023年3月30日 8時) (レス) @page14 id: 8f74670e2f (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります！ (2023年3月10日 1時) (レス) @page20 id: 5da4b4263e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2023年2月26日 18時
