111)極道の兄と中学生�� ページ11
「いらっしゃいませー、にぃ様、飯豊さん」
いつもの笑顔で出迎えるA
けど華太達は思わず見入ってしまった
「・・・・・・・お前ら・・・性懲りもなく何をした・・・・」
皿洗いと掃除に四苦八苦しながらやる３人の中坊の頭にはたんこぶが出来ていた
「ま、まさか、お前ら・・・雛姉さんを怒らせたのか・・・・」
うわ・・・と引く飯豊
「まぁ、人を危ない人のように言うなんて心外ですね。ちょっとしたお灸ですよ」
ねぇ？と声掛けると一斉に首振り人形のように首を縦に振った
華太は額を押さえながらカウンターに座る
「手間かけさせる」
「別に構いませんよ」
お冷やとおしぼりを出す
「こいつら飯は？」
「夕方に小林の兄様が赤◯き◯ねを持ってきて食べさせてました」
「本当に食わせたんだ・・・」
「まぁ、あれだけじゃ足りないと思うのでこれから何か作ろうと思いまして。にぃ様達も同じものでよろしいですか？」
「あぁ、構わねぇ」
「はいなぁ、少し待っていて下さいね。貴方達もそれが終わったら席に座っていいですよ」
「「「はい！！！」」」
慣れない作業にかなり体力を使ったんだろう、席に座れば項垂れる３人
「お前らな・・・あのままヤクザに良いように使われると考えればここは天国だろうが」
「だって・・・」
「あの人、あんな綺麗な顔してるのに、笑う顔が悪魔で・・・・」
「あんな細い腕なのにそこの兄さんに殴られた時より痛かった・・・・」
「そりゃぁ、あいつはプロだからな」
「誰が悪魔です？」
「「「ひいいぃぃ！！！」」」
すっかり怯える３人
内心可哀想になってきた飯豊だった
「まったく、お口の減らない事」
そう言いながらAは、まず華太と飯豊の前におぼんを置く
「本日は小林の兄様ご希望でトンカツ定食にしました」
「(中坊にカップ麺食わせて自分はちゃっかり食いたいもの頼んでる・・・)」
平皿に千切りのキャベツとニンジンが彩り良く盛られ、その上に大きめのトンカツ、白飯に味噌汁、小さめの小鉢に小葱が乗った温奴、そして手作りの漬け物が添えられていた
「トンカツ！俺大好きっス！！」
「それは良かった」
それから３人にも同じものを出す
「え？俺らも・・・？」
「あら、いらなかったですか？下げますけど」
「い、いります！！いただきます！！」
言葉は選んだ方がいい。俺の妹はやると言ったら絶対にやる
華太はそう心で言いながら食べ始める
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魔王(プロフ) - 最高ですか！？バグ大の少なくてでもめっちゃ好き！！アイスピックの兄貴最高！！！ (2022年10月14日 23時) (
レス) @page23 id: 243dedab57 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - はぁｯｯ⤴︎（好きですぅ） 初コメがこんなんでいいのか､､､すみません (2022年10月4日 23時) (レス) @page9 id: e9f5fada24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2022年9月28日 23時
