65)拷問ソムリエと天羽組の隠れ家�� ページ5
「助かりたいならそのまま止まらずに走りなさい」
「っ、すまねぇ！恩に着る！」
廣島は妻子を連れて走っていく
「クソアマァ！邪魔すんならてめぇもケバブにしちまうぞ！！」
「やれるものならやってご覧なさい」
火炎放射器を向けられようが、Aの表情は変わらない
「・・・・・まぁ、きっとその前にお腹を裂かれちゃうと思いますけど」
遠くから走ってくる人影に笑みを浮かべる
――――――――――――――――――――
少し前の天羽組では慌ただしく動いていた
「工藤の兄貴！廣島に雛、妹の店に向かうように伝えました！雛にも保護を頼んだので向かってください！」
「わかった！すぐに向かう！」
速水を連れて走る工藤
華太は須永と共に堂馬の別邸に向かった
「む！」
炎が空に向かって上がるのが見えた
それを目指して走れば、目立つ白い髪の和洋折衷の少女
その前には火炎放射器を構える男
すぐにドスを抜き、走るスピードを上げる
「この外道が！！俺達の妹にそんな物騒なもん向けんじゃねええぇぇ！！」
「雛姉さん！！大丈夫ですか！？」
「大丈夫ですよ、速水さん」
「速水！Aを連れて店行ってろ」
「はい！工藤の兄貴！」
Aは速水とその場を離れる
【月菊】に戻れば、紅林と馬場に水を貰い、座り込む親子の姿
「小峠の兄貴の・・・」
「お怪我はありませんか？もう大丈夫ですよ」
「刺客は工藤の兄貴が相手してるので安心して下さい！」
暫くすれば、店の扉が開く
「A」
「いらっしゃいませ、工藤の兄様」
「工藤の兄貴！！」
「廣島、無事だったか・・・」
ほっと息をつく工藤はAを見る
「迷惑かけたな、すまない」
「いえいえ。お水をどうぞ」
「ありがとう」
工藤は水を飲み、阿久津に電話をした
「廣島達は無事保護しました」
そのまま工藤と速水は廣島の護衛で残り、Aは彼らに料理を振る舞った
暫くして華太から連絡が来て、その後に伊集院からも連絡がきた
「馬場さん、伊集院くんからですよ」
「・・・・・・・・・・・・・」
馬場は電話を受け取る
それは依頼が終わった連絡だった
―――――――――――――――――――――――
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夢女子うさこ - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ尊い！！！！！ (2022年10月17日 21時) (
レス) @page30 id: 2580a6b5e0 (このIDを非表示/違反報告)
himari20051117(プロフ) - いつもありがとうございます！またの機会でいいので、守若の兄貴との絡みを見たいです！ (2022年9月21日 12時) (レス) @page22 id: b1a731d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2022年9月12日 12時
