63)拷問ソムリエと天羽組の隠れ家�� ページ3
「そっちの嬢ちゃん、その綺麗な顔に傷残したくねぇだろう？」
「！！(駄目っ)」
思わず飛び出そうとする馬場
だけど、Aはすっと目を向けた
「！」
Aは馬場に優しく微笑み、そして男達に目を向けた
「ここは喧嘩厳禁の店です。そこの張り紙にあるように」
指をくぃっと動かす
「武器を抜くなら吊し上げられても文句は聞きませんよ」
その瞬間、男たちは何かに引っ張られるように宙を飛んだ
「ぎゃあぁっ！！？」「な、なんだ！？」「何が起きて！？」
「ジローくん」
「おぅ！おらああぁ！！」
無抵抗になった男達を殴って意識を刈り取った
「雛、こいつらは、」
Aは手で紅林を止める
「もう大丈夫ですよ、馬場さん」
「え？」
「・・・・・・・・・・・・・」
暖簾の向こうから出てきた馬場に、Aは微笑む
「びっくりさせちゃいましたね、すみません。降りてくる前に片付けようと思ったのに・・・」
「馬場って、こいつらが探してた・・・・って、あんたは！」
「あ・・・あの時の・・・！」
「あれ？こちらも知り合い？」
「車道に突き飛ばされそうになったのを助けたんだ。そうか、ここで匿ってもらってたんだな」
「はい、あの時は本当にありがとうございました。小峠さん、今の・・・」
申し訳なさげな馬場
「ジローくん、その人たち捨ててきてくれる？」
「おぅ」
紅林は三人を引きずって店を出る
「馬場さん、お腹空いたでしょう？」
「え？」
カウンターの席を引く
「どうぞ座って下さい。ご飯用意しますから」
Aは変わらない微笑みを浮かべていた
奥に行ったAは数分で戻ってきた
「あまり食事を摂られていないでしょう？これなら食べれるかなっと思いまして」
一人用の小さな土鍋を置く
蓋を開けば、出汁のいい香りが広がった
「お雑炊です、無理に食べなくていいので、一口でも召し上がってください」
「ありがとうございます・・・でも、小峠さん、私を匿えばあんな事が起きるんです・・・お店にご迷惑をかけてしまう」
「馬場さん、私は決して綺麗な人間じゃないんです」
「え？」
「私の兄は裏世界の人間なんです。この店は兄達が気兼ねなく来れるように作った店なんです。なのであーゆー輩が来るのも“いつもの事”なんです」
「いつもって・・・」
「私、自分で言うのも何ですけど、あんなチンピラよりも強いんですよ？この店もそう簡単に傷つけられません」
そっと馬場の手を握る
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夢女子うさこ - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ尊い！！！！！ (2022年10月17日 21時) (
レス) @page30 id: 2580a6b5e0 (このIDを非表示/違反報告)
himari20051117(プロフ) - いつもありがとうございます！またの機会でいいので、守若の兄貴との絡みを見たいです！ (2022年9月21日 12時) (レス) @page22 id: b1a731d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2022年9月12日 12時
