62)拷問ソムリエと天羽組の隠れ家 ページ2
いつも通り店の準備をしていたAのスマホに１つの電話が掛かってきた
表示された名前を見て、「あら、珍しい」と呟き、電話に出る
「はい、小峠Aです。どうしたの？シゲくん」
子供の頃に知り合い、今も親しくしている拷問ソムリエからだった
〈やぁ、雛ちゃん。元気かい？〉
「うん、元気だよ」
〈・・・一つ、頼みがあるんだ〉
それは、とある依頼者を匿って欲しいという事だった
〈危険なのは百も承知、だが・・・〉
「シゲくん」
Aはふわりと笑う
「私は極道の兄と幼馴染みといるんですよ？危険なのは慣れてます。どうぞ頼って下さい」
〈雛ちゃん・・・ありがとう〉
「はい。ではお待ちしてます」
Aは電話を切り、エプロンを外す
「お部屋準備しないと」
数十分後、伊集院と依頼者の女性がやっていた
「すまないね、雛ちゃん」
「いえいえ」
「馬場さん、彼女は私の友人で、とても腕がたつ子です。必ず堂馬から貴女を守ってくれます」
「はい・・・お世話になります」
「小峠 Aと申します・・・堂馬って・・・」
Aは伊集院を見る
伊集院は何も言わずに頷く
「・・・わかりました、お気をつけて」
「頼む」
伊集院を見送り、Aは女性を見る
「さて、お疲れでしょう？お部屋を用意しておいたので今日はゆっくりお休み下さい。夕方からお店を開けるので、少し騒がしくなるかもしれませんが、ご容赦下さい」
「はい、よろしくお願いします」
二階の部屋に案内し、Aは下に戻る
「さて、仕込み仕込み」
―――――――――――――――――――
「・・・あぁ、こんな時間・・・」
目が覚めた馬場は部屋から出る
「(お店をやってるのよね・・・私に手伝える事はあるかしら・・・)」
ただ匿ってもらうのは申し訳なく、Aに聞いてみようと階段を降りる
すると、怒鳴るような声に立ち止まる
「もう一度聞く、ここに馬場っつぅ女がいるだろう」
「！！」
ハッと息を飲み、暖簾の隙間から店内を見る
そこには赤いシャツの青年と、その後ろに腕を組んだA。二人の前にはガラの悪い三人の男
「だからいねぇっつってんだろうが。ここは飯食うとこなんだよ、食わねぇなら消えろ」
「情報は入ってんだよ！！隠し事すれば店どころかてめぇの命もねぇぞごら！」
「・・・・・・・・・・」
明らかに自分を狙う刺客、堂馬の手の者だとわかった
すると、一人がナイフを抜き、二人に向けた
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夢女子うさこ - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ尊い！！！！！ (2022年10月17日 21時) (
レス) @page30 id: 2580a6b5e0 (このIDを非表示/違反報告)
himari20051117(プロフ) - いつもありがとうございます！またの機会でいいので、守若の兄貴との絡みを見たいです！ (2022年9月21日 12時) (レス) @page22 id: b1a731d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2022年9月12日 12時
