14）探偵社の名探偵�� ページ16
「未だに僕は依頼を受けていないのさ。名探偵いないねぇ、困ったねぇ」
そんなやり取りしている中、暇になってきたらしいAはポーッと川を眺めていた
「よし！杉本君！！今から君が名探偵だ！！60秒でこの事件を解決しなさい！！」
「えぇえぇえ！！？」
狼狽える警官
「(大変・・・？)」
“無茶振りだな”
「(どうして、大切な人を殺すの？)」
“さぁな、人間のやる事はわからん”
「(難しいね・・・)」
心の中で白と会話をしているうちに箕浦は乱歩に依頼した
「ほら、みやちゃん、見ていたまえ。これが、探偵社を支える能力だ」
「・・・・・・・・・」
太宰に言われ、眼鏡をかける乱歩を見る
「【超推理】」
固唾を飲んで見つめる
「な、る、ほ、ど、ね」
「犯人はわかったのか」
「勿論！」
「一体どんなこじつけが出るやら・・・で？犯人は誰だ？」
乱歩は指をさした
「犯人は君だ」
「・・・・・・・・・・・・え？」
それは、先程乱歩が無茶振りをさせた杉本だった
「とんだ茶番だな！！杉本巡査は俺の部下で警官だぞ！？」
「杉本巡査が、彼女を、殺した」
「莫迦言え！！大体こんな近くに都合良く犯人がいる筈がっ」
「犯人だからこそ捜査現場にいたがる。それに言わなかったっけ？どこに証拠があるのかもわかるって」
乱歩は杉本に手を出す
「拳銃を貸して」
「はぁ！？莫迦言わないで下さい！！一般人に官給の拳銃を渡したりしたら、減俸だけじゃ済まされませんよ！？」
「何を言い出すかと思えば・・・探偵というのは口先だけの阿呆なのか？」
「僕が口先だけかどうかは拳銃を見れば明らかになるさ」
「まったく、時間の無駄を・・・杉本、見せてやれ」
「で、ですが・・・」
「納得すれば帰るだろう、これ以上時間を無駄には出来ない」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「杉本？」
拳銃を取り出す手
少し離れた所にいたAの耳に「カチッ」と音が聞こえた
「！」
抜かれた拳銃は安全装置が外され、銃口が向けられる
その瞬間、Aは拳銃を持った杉本の手を蹴り上げた
「！？」
目にも止まらない早さで背後に回り、腕を掴み、押さえ込む
「お、やるねぇ」
「っ放せ！！僕は関係ない！！」
「逃げても無駄だよ。犯行時間は昨日の早朝、場所はこの川の上流にある造船所跡地」
「！？何故それを・・・」
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しの - とても読みやすくて好きです！夢主ちゃん可愛い...他作品の更新で忙しいかもしれませんが、こちらの作品の更新もぜひ！！待ってます！！ (2023年3月26日 16時) (
レス) id: 47a7886cb6 (このIDを非表示/違反報告)
きんぴらごぼう☆(プロフ) - 面白すぎて一気見しちゃいました！続きまってます！ (2023年3月25日 7時) (レス) id: c534bb58ca (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 続きをください…まじで (2023年2月28日 23時) (レス) @page36 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
琉亜 - て (2023年2月24日 2時) (レス) @page36 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
yukihina(プロフ) - 始めまして！呪術廻戦とのコラボ面白いです!!普通に作品として沢山読みたいです！！！ (2022年12月31日 5時) (レス) id: 6f965a4945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2019年9月28日 19時
