11）短くなった髪 ページ13
「ギャアアァァ！！！」
「っ！？(ビクッ)」
突然の絶叫に飛び上がるA
「？」
「・・・・・・あ♡」
「？？・・・・？？？；；」
「ん？どうした、A」
気にしていない国木田はなぜか眼鏡を上げて、手帳を逆さまに開いていた
「あぁ、谷崎の事か。うちの医者に任せておけば大丈夫だ」
「・・・・・・・・・うん」
何とも言えない表情をするAだった
「ポートマフィアと対峙して、無傷で帰ってくるとは、悪運が強いな。七十億だったか？大出世だな」
「・・・・・・・・・・・」
Aは芥川に言われた言葉を思い出す
「(巻添え・・・・私の、せい・・・)」
国木田が話している事はあまり頭に入らなかった
「所でA」
「あ、はい？」
「俺の眼鏡を知らないか？」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
Aは思わずジーッと頭を見つめてしまった
―――――――――――――――――――――
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
赤いリボンを手に、それを見つめるA
「あー、結構ばっさりやられちゃったねー」
太宰がそっとAの髪を触る
腰下まで長かった銀色の髪は、肩上まで短くなっていた
「・・・縛れない・・・」
落ち込むAに、内心慌てる太宰
「(あの餓鬼っ、今度会ったら二回撃って五回殴る・・・！)」
「んー・・・どれ、リボンを貸してみな、A」
与謝野がリボンを取り、Aの髪を弄る
「ここで一緒に編み込んで・・・よし、出来たよ」
「！」
手鏡を見れば、サイドで髪と一緒に編み込んだ赤いリボン
「わぁ・・・！」
「これなら短くても大丈夫だね」
「さすが与謝野先生！」
「可愛いですわ！みやちゃん！」
「・・・・・難しい・・・」
「あんた器用だから大丈夫だよ、教えてやるから、練習しな」
「！うん」
編み込んだ髪を、ソッと触り、嬉しそうに笑う
「(うんうん、可愛い！)」
よしよしと頭を撫でる太宰がいた
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しの - とても読みやすくて好きです！夢主ちゃん可愛い...他作品の更新で忙しいかもしれませんが、こちらの作品の更新もぜひ！！待ってます！！ (2023年3月26日 16時) (
レス) id: 47a7886cb6 (このIDを非表示/違反報告)
きんぴらごぼう☆(プロフ) - 面白すぎて一気見しちゃいました！続きまってます！ (2023年3月25日 7時) (レス) id: c534bb58ca (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 続きをください…まじで (2023年2月28日 23時) (レス) @page36 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
琉亜 - て (2023年2月24日 2時) (レス) @page36 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
yukihina(プロフ) - 始めまして！呪術廻戦とのコラボ面白いです!!普通に作品として沢山読みたいです！！！ (2022年12月31日 5時) (レス) id: 6f965a4945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2019年9月28日 19時
