私達。結婚しました

不安続き ページ10

「もう一つ？」








夏奈「私ね。」









なんか、嫌な予感がして




思わず息を飲み込んだ。









夏奈「私、赤ちゃん出来た。」









「.....え、」









それは、高校生の俺には理解出来ない言葉だった








夏奈「玲於が産んでほしいなら産むよ？」







父親としての究極の選択。







もちろん俺は大好きな夏奈との子供を産んで欲しいと思った。









でも、周りからの声







俺自身もついていけるのか






不安と葛藤が胸を渦いていた時。









夏奈「玲於？私、玲於が大好きだからこの子のためなら周りから何言われてもどんな目で見られても平気だよ？」









そうだよ、






俺が怖がってちゃだめだ。






そう思い俺は産んで欲しいと告げた。









そして、次の日病院に行くと







先生「あれ？旦那様は？」






夏奈「え？隣に居ますけど」






先生「ず、随分お若くていらっしゃるんですね。。」









まず最初の偏見。








先生にもこんな事言われるとかきついな〜。









先生「、、、、ところで、1つだけ伝えておかなければならない事があります。」









俺らの試練はこれだけじゃ無かった。

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