私は精霊なのですが、人間に恋ってできますか？ (ページ5)

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『ふぁぁ、、、』

いつも通りの朝、いつも通りの日常

つまんない、森から出たことないんだもん
唯一の楽しみは精霊の集まりだけ、誰もここに来ないし(精霊達以外)、昔は町の子達が来てくれたりしたんだけどな、、、

ウォー「よ！リーフ！元気？」
『ウォー、元気だよ。一人で来たの？』
ウォー「んーん、ウィンもいるよ」
ウィン「おはようございます、リーフさん」
『おはよう、ウィン、で、どうしたの？』
ウォー「あ、それなんだけどさ、うちに一個依頼が来てね、これなんだけどさ」

『ん？[穀物が育ちません、どうしたらいいですか？]、、、？』

ラジオのお便りのような短い文章を疑問系混じりで読むと、ウォーが口を開いた。

ウォー「そう、話を聞くと、その村では穀物とか農業で採れるものが採れないんだって」
ウィン「私もご一緒して、畑を見てみたら、植物自体がダメになってまして」
『じゃあ、植物さん達を回復させればいいの？』
ウォー「うん、そうしてくれると、ありがたいんだけど」
『わかった、じゃあねぇ、、、これとかどう？』

そう言って、私は小さな粉を渡した

ウォー「これは？」
『植物を再成長させる粉、振りかければたちまち元気を取り戻し、綺麗に元どおり！』
ウォー「ありがとう！早速持ってくよ！！」
ウィン「ありがとうございます！」

そう言ってウォーとウィンは飛んで行った

『海の近くまで行ってみよう』

海に向かうと、砂浜に一隻の船が泊まっていた

『なんだろう、、、？』

しばらく見ていると、船から数人の人が降りてきた