探偵、始めました。 (ページ24)

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(YGside)

「この痕は、犯人が針金かなんかで鍵を開けようとした痕だよ。」

A「ああー！！そうゆうとこか！」

いや、本当に分かってるのかよ。

LY「ま、犯人がピッキングを成功したかは分からないけど一つの経路ではあるね。」

確かに、イーシンが言う通り、一つの経路であるな。

「じゃあ、他の侵入経路を調査するか。」

俺達は再び部屋の中に入る。

LY「じゃあ、再びAちゃんに問題ね。玄関以外の侵入経路はどこでしょう？」

A「煙突です。」

「煙突って…お前は…。サンタさんも泥棒扱いだな。」

A「は？何言ってるんですか！サンタさんは、みんなに幸福と希望を与えるヒーローですよ！サンタさんを犯人扱いするだなんて！誰ですか！？」

LY「うーん、Aちゃんなんだけどな…。」

A「え！？わ、私！？」

気づいてない、馬鹿だ。

「そもそも、このマンションに煙突はない。」

LY「今時は煙突を付けているマンションも家もないからね。あった方が珍しいよ。」

「じゃあ、もう一つの入室経路は？」

LY「あそこしかないね…。」

「ああ。あそこしかないな。」

A「え？どこですか？」

「LY「え？」」

お前の頭の中はスカスカなのか？

*