探偵、始めました。 (ページ12)

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「それで、今日は事情聴取を…。」

HR「はい。私がわかる範囲なら…。」

JN「助かります。」

そう言ってニコニコ、まだパンケーキを食べているジンさん。
早く食べ終わって下さい。

「それでストーカーの件なんですけど、いつからなんですか？」

HR「一週間前ぐらいです。」

一週間前か…。

JN「被害は手紙だけですか？」

HR「いえ、実は…後をつけられたこともあって…。」

「ご愁傷様です。」

HR「え？」

え？なんの、え？

JN「Aちゃん、使う所間違ってるから。」

「え、あ、すみません。」

馬鹿なもんで…。

HR「それで、今回はこんな手紙が来たんです。」

テーブルに出された一枚の手紙。前に探偵事務所で見た花柄の封筒。

JN「なになに…。なんで探偵に相談したのかな？

こんなに、ハルのこと愛してるのに。

こんなことをするハルには罰を与えないと。

君のペットを殺しに行くよ。」

「え、こわ…。」

JN「これが送られてから、何もないですか？」

HR「はい、今のところは…。」

今のところは…ね。

時間の問題だろう…。

しかし、一つ疑問がある…。

「なんで探偵に相談したのが、バレたんでしょうね？」

*