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にー ページ3

『手だして』

光「…?」
おずおずと手をだす光

『こう』
指できつねを作って見せると光も同じことをする

そして…
『ほら、ちゅー』
キスをするように指をつける

光「へぁ?!」
びっくりしたのか指を離そうとする光を『動かないで』で抑える

『花咲く夜月、氷月』
静かに呪文を紡いでいく
すると光の頬になにか光が浮かんでくる

『彼に我の加護を捧げる…』
呪文を紡ぎ終わると光の頬の光がまとまり、雪の結晶のような模様になる

寧々「光くん…その模様…」

光「え?なんですか?なんかあるんすか?」
光は不思議そうに自分の頬をさする

『あ、これ?やっぱ気になる?』

花子「透明化させてあげれば?」

光「え?え??なに?」

花子「今、こんなかんじだよ?少年」
普は手鏡を光に見せる

光「えええええええ?!」

『消した方がええ?』

光「できたら…」

『しかたねぇな…はい』
透明化の魔法をかけるのと同時に守護のまじないをかけるため光の頬にキスをする

光「へ…」
唇をはなして少しした後、光が真っ赤な、ぽかんとした顔でこちらを見る

『ん?どうした?』

寧々「A君…大胆…」

『えー?あまね〜俺、なんか変なことした?』

花子「Aはもっと危機感もって!」
あ、そっか
そういえば人間ってなんか触られんの苦手な人いるんだっけ

『えー?なんかごめんね?光…』

光「い…いいっすよ、別に」

『よかったぁ俺、嫌われたらちょっと困るから…
あ、ペットつけてあげるって言ったよな、呼ぶから待ってて』

指をパチンと鳴らすとまずは肩に乗っていた猫が起きて床に降りる

周りの空気が揺らぎ、その揺らぎがしだいに形を作っていく

一人の人間と二匹の獣の形へ

『早かったね、偉い偉い』
獣の片方、深緑色の瞳の小さい犬の方に話しかける

言葉は話せないが俺の言っていることはわかるし彼の言いたいこともわかる





…そういうものなのだ


『この子の護衛を頼む
…といっても特にやることはないからゆっくり休んでていいよ』


______了解です


『別に一緒にいなくてもいい、けど俺といないときは監視下には置いておいてほしい』


_____頑張る

『ありがとな』


_____まぁね、特に何もしないから

『それでいい、頼んだぞ』


_____うん、頼まれた




『と言うことだ。光、これで成立したぞ』

光「…ん(これちゃんとした会話してたんだ…)」

『んで、他の紹介もしなくちゃな』

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まっひー - 八尋のしろは「代」ではなく「尋」ですよ〜 (2022年2月18日 17時) (レス) @page5 id: d24aae8d9d (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(作者です) - 迷い猫さん» ピャッ…返信遅くなっちゃってすみません…ありがとうございます!うれしです頑張ります! (2021年11月16日 20時) (レス) id: 934c09f647 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - キタコレ……神小説キタコレ……!う…うおおおぉぉぉ(((殴ハイスミマセン……でもほんとに神小説です!頑張って! (2021年10月3日 15時) (レス) @page3 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬこ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年12月9日 21時

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