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高校で初めて出会った女の子
おんなじクラスで
趣味が同じで
食の趣味も合う
素で話してもお互いイライラしない
今、一番仲良くて
これからも仲良くしたい女の子
その名も林ちゃん
遊ぶとすごく居心地いいし話も弾む
林ちゃんも話が弾むから楽しいって言ってくれる
この子とずっと仲良くしていきたいな、そう思っている
そう思っていたのに
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話は遡り8月25日
夏休みまっ最中で全然課題やってないなーなんて話しながら
二人で栄えてる町に遊びに来ていた
それはそれは楽しくてずっと笑いっぱなしだった
一緒に喫茶店でおしゃべりしたり
本屋さんでこの本好きなんだ、なんて話したり
雑貨やさんでこれかわいいとかこれ好きだわとか話したり
夕暮れ時、二人で電車を待っていた
何分の乗るっけ?なんて話しながら私は林ちゃんの体のある部分に目が釘付けだった
服の隙間からちらりと覗く鎖骨、首筋
別に色気がある訳じゃない
でもなぜか「噛み跡を付けたい、付けられたならなぁ」と考えていた
もちろんそんなこと誰に対してもホイホイ思うわけない
ずっともやもやしながら林ちゃんと別れ家路に着いた
何故あんなことを思ったのだろう
他の友達には思ったことない
変だな、気の迷いかな、と深く考えないように無理矢理もやもやに蓋をした
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作者名:小川 | 作成日時:2018年9月4日 3時