検索窓
今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:41,311 hit

#85 ページ35

さとみside



3人で、家に帰ると、Aと誰かが口論していた。


それは、紛れもなく、母さんだった。



さ「なんで、母さんが?」


「さとみこそなんで…」


な「どういう状況?」


ジ「俺にはさっぱり…」


『…もう…とりあえず上がってください…』



なんでいんだよ…


しかも、知り合いなのか…?



『お茶どうぞ。』


「「「「ありがとう…」」」」


『…話したい方からどうぞ。』



その声は、とても冷たかった。



「なんでさとみが?」


さ「こっちのセリフだよ。」


「私は、謝りに来たの。」


さ「は?」


『…もう、本当に良いんですよ。』


さ「母さん、Aに何したの?」


『…違う。先生達がやったんでしょう?』


ジなさ「え?」


「ななもりくん、ジェルくん、覚えてる?」


ジな「…!?」


さ「…?え…?昔からの…知り合い…」


『感動の再会…ですか?笑』



いつものAじゃなかった。


それに、急展開すぎて頭が追いついていない。



「!思い出したの?」


『日記って有能ですね。読みますか?』



渡された日記は、古かった。


そして、俺らの名前が書かれていた。



さ「んだよこれ…」


『私の両親は、すごく優しくて良い人たちでした。』


「…」


『あなた達のせいで私の人生は…』



Aは、少し微笑んだ。



『でも、私は今幸せです。』


「「「「え?」」」」


『友達がいて…親友がいて…何より、先生がいる。』


ジなさ「!!」


『もう来ないでください。私は大丈夫です。』


「…わかった。さとみをよろしくね。」


『あははw結婚するんじゃないんですからw』


「ありがとう。じゃあね。」


『はい。さようなら!』


パタン


『…あ〜疲れた。』



急に真顔になった。


ビジネススマイル…?こえーよ…?

#86→←#84



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
設定タグ:すとぷり
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ランデブー - いい話〜!応援してます!更新頑張ってください! (2021年1月24日 15時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ。 - き、消える…?( ' ' ) (2021年1月22日 16時) (レス) id: 373ad583e3 (このIDを非表示/違反報告)
タミ(プロフ) - ゆぃさん» ありがとうございます!! (2021年1月20日 16時) (レス) id: 9f6364b23f (このIDを非表示/違反報告)
タミ(プロフ) - アヤミ。さん» 授業中に寝ちゃダメですよ〜!!←寝てる人 (2021年1月19日 18時) (レス) id: 9f6364b23f (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ。 - や、やばい…次回が楽しみすぎて授業中しか寝れない!! (2021年1月19日 17時) (レス) id: 373ad583e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:タミ | 作成日時:2020年12月13日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。