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「ただいまー」

「…おかえり。Aさんは?」

「帰ったよ、兄者君は?」

「部屋!俺出てってた方がいい?」

「いんや、リビングにいて。とりあえず話してくるわ」

「おついちさん、冷静にね?」

「僕は、冷静よ?僕はね。」

コンコンとノックして兄者君の部屋に入れば
チラッとこちらを見てパソコンに向き直す

「少しいいかな?」

「何」

「兄者君、こっち見て」

はぁとため息をつき、こちらに向き直る

「…怒ってねーよ、俺。ガキすぎたってわかってる。」

「うん」

「Aさん、なんて?」

「少し距離を置きたいって言われた。在宅にしてほしいって」

「はぁ…まじか。さっき来てたのそれか…」

「兄者君、僕ね」

「わかんねーんだろ?仲間としての好きなのか恋愛なのか
おっつんの事だ。ちょっかい出してたら本気になっちまったと」

「うーん、流石ボスだね」

苦笑いをすれば兄者君も笑っていた

「でもさっきのは本当に事故なの。」

「わーってるよ。事故じゃなかったらあんなに焦って
弁明なんてしねーだろ」

「…Aちゃんとも話してね」

「今は、Aさんも考えたいだろ。さっき連絡きてたよ
少しお時間頂きたいですって」

「僕ね、兄者君とAちゃんみてるとモヤモヤする時あったの。
はっきりわかるまでは、僕も本気で行くことにするよ」

「は!上等だよ。負ける気ないし」

「でしょうねー!笑」

2人して笑ってれば、ガチャリとドアが開き弟者君が
覗いていた。

「…仲直りできたの?」

「「したよ」」

「Aさんにも謝りなよ、おじさん達」

「わかってる、心配かけてごめんね」

「弟者も悪かったな」

「うん、俺は大丈夫だけど。Aさんと俺は仲良いもん」

「はいはい、スケコマシですこと」

「はいはい、おじさん達の嫉妬は見苦しいですよー」

弟者が笑いながら部屋を出ていった。

Aちゃんにちゃんと謝らなきゃと兄者君と話しながら
僕達も弟者君の元へ向かった

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りんちゃんす(プロフ) - わー楽しみに待ってます!お仕事頑張ってくださいね (2022年3月6日 19時) (レス) id: 20cf8edb9f (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - くるるさん» お返事遅くなりすみません;;もう少しで仕事が落ち着くのでもう少しだけお待ち下さい(T_T)復活した際にはたくさん笑ってヒョォーとなってくれると嬉しいです!笑 (2022年3月6日 0時) (レス) id: 7815d00283 (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - りんちゃんすさん» お返事遅くなりすみません;;仕事が落ち着き次第復活予定ですのでもう少しお待ち下さい(T_T) (2022年3月6日 0時) (レス) id: 7815d00283 (このIDを非表示/違反報告)
くるる(プロフ) - 久々に読むのが止まらないお話に出会いました!会話が楽しくて何度も笑ったりヒョォ〜!!とアガったり!続き楽しみにしています!!! (2022年1月12日 1時) (レス) @page18 id: 71ebbc7488 (このIDを非表示/違反報告)
りんちゃんす(プロフ) - こんばんは。このお話が大好きすぎて何回も読み直してます。続きを楽しみにしています (2022年1月11日 3時) (レス) @page18 id: 20cf8edb9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃな | 作成日時:2021年4月13日 13時

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